がん告知―ある日突然、乳がん患者に・・・
私が乳がん告知を受けたのは、2009年12月のこと。41歳で突然、乳がん患者になってしまったのです。
ステージ(病期)はUb(摘出手術後の検査ではUa)。ステージとは、がんの進行の程度を表す言葉で、0期〜W期に分類されており、数字が若いほど早期の状態で、治癒率も高いといわれています。
その後、右乳房全摘出術や乳房再建手術を行い、現在は、再発予防としてホルモン療法を行っています。
がんにかかったら費用はどのくらいかかる?
がんと診断されると、検査、入院、手術、治療などでお金がどんどん出ていきます。
がんにかかる医療費は、がんの部位や病期、治療方法、入院日数、検査・薬の種類などによって異なりますが、一般的に100~200万円くらい(3割負担の場合、このうち約30~60万円が自己負担額)。
私の場合、この1年間に、治療費(診察料、検査料、手術料、入院費など)として約200万円を支払いました(ただし、このうち約150万円は、乳房再建手術(人工乳房)の費用で、健康保険の適用外のため、全額自己負担)。
治療費以外にも、入院時の雑費や差額ベッド代、通院時の交通費、食事代、保険請求のための書類作成費用や快気祝いなど、意外に諸経費がかかるものです。
しかし、それらは「かかる費用」というよりは、自分の意思で「かける費用」に分類できるものが多く含まれています。
手持ちのお金でまかなえる範囲で済ますと割り切って考えれば、圧縮することも可能でしょう。
女性のがん年齢は、男性よりも早く30歳代から
統計によると、30代後半から40代では、女性の方が男性よりもがんにかかる割合が高い−つまり、あまり知られていませんが、女性は男性に比べて、がんになる年齢が早いのです。
30〜40代といえば、仕事や家事、育児などが大変な時期。住宅ローンや子どもの教育費負担などを抱えるご家庭も多いはず。こんな時期にがんになった場合、家計は「がんによる支出増」と「就労不能などによる収入減」のダブルパンチを受けかねません。
がん罹患率〜年齢による変化(全がん)
- ※1:乳房と子宮頸部の上皮内がんを含む。
- 資料:国立がんセンターがん対策情報センター
- Source:Center for Control and Information Services,National Cancer Center, Japan
安心してがん治療に専念するために・・・
がんと診断されて、ただでさえ精神的に追い込まれているのに、経済的な悩みまで抱えるのは辛いことです。
がん患者になって、がんの経済的負担に対する備えが重要だと実感しました。
もちろん、預貯金等で準備することも大切ですが、効率的に備えるという意味では、がんに特化したがん保険などを利用することをお勧めします。
実は、私はFPという職業にありながら、がん保険に加入していませんでした。
というのも、医療保険には複数加入していましたし、イザという時の蓄えも確保してある、と思っていたからです。
それでも、がんと診断されてから何度も「がん保険に入っておけば良かった!」と悔やみました。
なぜなら、医療保険は、病気やけがで入院した時に給付金が受け取れる保険であり、基本的には、入院しなければお金はもらえません。
しかし、がん治療による入院は短期化の傾向にあり、私の場合も18日間ほどでした。さらに、抗がん剤治療や放射線治療も通院によるものが増えています。
一方、がん保険は、がんと診断されれば、まとまった金額(100万円など)の「がん診断給付金」を受け取ることができます。このお金は使い道自由ですので、当座の治療費や医療費以外の必要な費用に充当でき、これががん患者にとっては非常にありがたいものなのです。
がん患者になってみて、がんの原因の多くが食生活などの生活習慣によるものであり、がん患者の家族もがんになるリスクが高いということを知りました。
がんになった時、安心して治療に専念するために、今は夫のためのベストながん保険を検討中です。




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