公的年金のしくみ

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暮らしに役立つ保険の知識

2013年6月3日掲載

公的年金のしくみ

給与明細の厚生年金保険料の控除額や国民年金の保険料納付書の金額を見て、どのように感じますか?「こんなに払うのはもったいない」あるいは「これだけ払っているのだから老後は安心」など、思いも様々なのではないでしょうか。公的年金は老後の生活を支える基盤ですから、制度について正しく理解し、将来設計に活かすことが必要です。

公的年金のしくみ

公的年金の仕組みは?

公的年金とは、保険料を納めると老後に年金の給付を受けられる仕組みです。また、老後だけではなく、若い世代でも加入中に障害状態になったときや、配偶者や親が亡くなったときに給付を受けることができます。

では、制度設計はどのようになっているのでしょうか。公的年金制度は一般に、2階建てだと言われます。1階は、日本に在住している20歳以上60歳未満のすべての人が加入する「国民年金」。2階は、会社員の方が加入する「厚生年金」と、公務員の方が加入する「共済年金」です。
国民年金は、職業や立場によって、加入者(被保険者)を3種類に区分しています。学生や自営業の人などは第1号被保険者と呼ばれ、1階の国民年金だけに加入することになります。会社員や公務員の人は、第2号被保険者と呼ばれ、厚生年金や共済年金に加入しながら、国民年金にも加入していることになります。第2号被保険者に扶養されている配偶者(年収130万円未満)は、第3号被保険者と呼ばれ、国民年金だけに加入することになります。

年金制度の体系図

標準利率の推移図
  • 引用:日本年金機構HP/http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp?id=1726

どうやって保険料を支払うの?

保険料の金額や支払い方法は被保険者区分によって異なります。まず、国民年金だけに加入をしている第1号被保険者は、自分で保険料を納めることになります。保険料は毎年度決められていて、今年度の1ヶ月当たりの保険料は15,040円(平成25年度)。国民年金の場合、収入によって保険料が変わることはありません。第3号被保険者は、第1号被保険者と同じく国民年金に加入していますが、第2号被保険者に扶養されているため保険料を支払う必要がありません。
次に、厚生年金や共済年金に加入する第2号被保険者については、毎月のお給料やボーナスから保険料が控除されます。保険料は、収入の金額によって変わります。

ところで、会社員の人は育児休業に入ると、育児休業期間中の保険料の支払いが免除されます。また、最近の傾向として、今までは産前産後休業中の保険料については免除がされなかったのですが、この期間についても免除になるよう法改正され、平成26年4月より施行されることになりました。

公的年金は、現役世代の保険料等で高齢者等の年金給付をまかなっています。そのため、少子高齢化が進む世の中で制度を安定化させるためには、保険料の上昇が避けられません。国民年金、厚生年金とも、保険料率が平成29年度まで毎年引き上げられます。※

では、毎年少なくない保険料を支払っていて、私たちはいったいいくらの年金がもらえるのでしょうか? 公的年金の給付の種類は、「老齢年金」「障害年金」「遺族年金」の大きく分けて3種類あります。それぞれによって給付金額が異なってきますので、次回以降は、給付要件や給付額について紹介します。

※ただし、国民年金の保険料については、毎年の改定額に名目賃金変動率が掛けられるため、実質の保険料は下がることもあります。

社会保険労務士プロフィール

和泉 昭子(いずみあきこ)

宮下 麻衣子(みやしたまいこ)

(株)プラチナ・コンシェルジュ/社会保険労務士

日本年金機構「ねんきんダイヤル」の相談員として様々な事例に触れるほか、相談員の教育や回答のチェック等を行った経験を持つ。現在は、年金相談を個別に受けながら、年金記録の申し立て、遺族年金や障害年金の請求代行を受けている。

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