がん保険Believe [ビリーブ]

治療開始時に一時金と給付金がダブルで受け取れるがん保険

松浦　建二（CFP（R）／1級ファイナンシャル・プランニング技能士／フリーランス）

執筆日：2018年11月07日

オリックス生命のがん保険Believe [ビリーブ]は、初めてがんと診断されたときのがん初回診断一時金と、がんで入院を開始したときのがん治療給付金の2つの保障で、治療開始時にまとまった額の一時金を受け取れるようにしたがん保険です。がん治療給付金は複数回受取可能なので、再発した時も入院を開始すれば再び受け取れます（2年に1回が限度）。

最近は入院しないがん治療も増えてきていますが、がん通院特約は通院による抗がん剤治療等で給付金を受け取れるので、入院しないがん治療にも対応できます。また、がんで10日以上の継続入院後に退院したら一時金を受け取れるので、退院後の通院治療に活かすことができます。

がん先進医療特約（2018）は新たに一時金保障が加わり、がんを直接の原因として先進医療による療養を受けたときは、先進医療にかかる技術料と同額（がん先進医療給付金）とは別にがん先進医療給付金の10％相当額を一時金で受け取ることができます。一時金は病院が遠方の場合の交通費や宿泊費等に役立ちます。

がんの入院・手術・治療を保障する終身がん保険

中村　宏（CFP（R）／1級ファイナンシャル・プランニング技能士／FPオフィス　ワーク・ワークス代表）

執筆日：2018年10月22日

基本保障は、1回のみ支払われる「がん初回診断一時金」、2年に1回が限度でがん治療を目的に入院した場合に回数無制限で支払われる「がん治療給付金」、「がん入院給付金」（支払日数無制限）、「がん手術給付金」（支払回数無制限）、がんで10日以上継続入院した後に支払われる「がん退院一時金」（支払回数無制限）です。これらは、主に入院や手術を伴う治療に対する保障となっています。

がんの三大治療と言われる「手術」・「放射線治療」・「抗がん剤治療」のうち、入院を伴わない「放射線治療」や「抗がん剤治療」の保障も確保するためには、「がん通院特約」を付加する必要があります。この特約を付加すると、所定の「放射線治療」や「抗がん剤治療」などで通院した場合に、日数無制限でがん通院給付金を受け取ることができます。

加入の検討をする際には、個々の給付金等の支払い条件の詳細をしっかり確認するようにしましょう。