更新日:2021年8月2日
がん(癌)とはどんな病気で、何が原因でがんになるのでしょうか?
がん(癌)について解説します。
「がん(癌)」は、一般に悪性腫瘍、悪性新生物とも呼ばれ、他の組織との境界に侵入したり(浸潤)、あるいは転移し、身体の各所で増大することで宿主の生命を脅かす腫瘍(しゅよう)です。
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「がん」「悪性新生物」「悪性腫瘍」(以下、がん)はよく耳にする病気ですが、どんな病気なのでしょうか?
人の体は数十兆個の細胞から構成されており、これらの細胞は、正常な状態では細胞数を一定に保つために、分裂・増殖しないように制御機能が働いています。それに対してがん細胞は制御機能を失ってしまい無制限に増殖するようになったもので、このがん細胞の集団が腫瘍となります。さらにこの腫瘍が正常組織との間に明確なしきりを作らず、どんどん転移していく状態が「がん」であるといえます。
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現在、日本では多くの方が「がん」を原因として亡くなっています。
下図から分かるように、がんの原因はTOP3は
となっています。
一番大きなものが「食生活」で、その次が、「たばこ」です。 その次に細菌やウイルスの感染症が発がんに関して大きな要因となっており、食生活とたばこで、がんの原因の65%は説明できることになります。
食生活や喫煙などの生活習慣といったわれわれの身近なものが、がんの原因でありそれにより2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで亡くなるということが説明できるようになってきています。
参考:独立行政法人国立がん研究センター中央病院 市民公開公演「がんについて」
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