終身保険RISE Support Plus [ライズ・サポート・プラス]

持病や入院・手術の経験がある方も加入しやすい引受基準緩和型の終身死亡保険

中村　宏（CFP（R）／1級ファイナンシャル・プランニング技能士／FPオフィス　ワーク・ワークス代表）

執筆日：2020年01月29日

「ライズ・サポート・プラス」は、「新ライズ・サポート」をリニューアルして2019年10月から販売されている引受基準緩和型の終身保険です。
持病や入院・手術歴のある方、通院中の方も、3つの告知項目にあてはまらなければ申し込むことができます。
従来の「新ライズ・サポート」は、契約日から1年以内は保険金額が半額になる支払削減期間がありましたが、リニューアル後の「ライズ・サポート・プラス」ではそれがなくなり、保障が充実しました。

85歳まで申し込むことができ、40歳から85歳までの方は、最高1,000万円までの保険金額を設定することができます。また、所定の重い障害状態になった場合は、以後の保険料は免除され、保障は継続します。

保険料払込期間中の解約払戻金を抑制することにより、保険料を抑えていますが、それでも、健康な方が加入できる一般の終身保険と比べると割高です。したがって、医師の診査や健康状態の告知を行って、健康な方が加入できる一般の終身保険に加入できるのであれば、そちらのほうが有利です。

病気があって入れなかった人も、3項目の告知で85歳まで契約できる！

中村　薫（CFPR／社会保険労務士／終活カウンセラー／なごみＦＰ・社労士事務所）

執筆日：2020年02月19日

この保険は病歴があっても85歳まで契約可能なので、多くのひとに可能性があります。

保障内容は終身の死亡保険で、100万円から1,500万円まで契約可能（年齢により最低200万円〜、最高1,000万円までの制限あり）。

告知項目はシンプルな3項目
�@最近3か月以内に、医師から入院・手術・検査のいずれかをすすめられたことがありますか。
�A過去2年以内に、病気やケガで入院をしたこと、または手術をうけたことがありますか。
�B過去5年以内に、がんまたは上皮内新生物・肝硬変・統合失調症・認知症・アルコール依存症で、医師の診察・検査・治療・投薬のいずれかをうけたことがありますか。

ただし、事情により本人が病名を知らず、告知義務違反になることのないように気をつけてください。

病気でも契約できる商品のため保険料は割増しされていますが、解約払戻金があるタイプなので、心理的には多少安心感があるかもしれません。
事故で所定の身体障害や高度障害状態になると、以後の保険料が免除され保障を継続できるのも注目です。

リビング・ニーズ特約を付加できるため、余命6ヶ月以内と判断されたときは、亡くなる前に保険金を受け取れるのも安心材料でしょう。