終身保険RISE [ライズ]

長期的な貯蓄機能も備えた終身の死亡保険

松浦　建二（CFP（R）／1級ファイナンシャル・プランニング技能士／フリーランス）

執筆日：2018年11月07日

オリックス生命の終身保険RISE [ライズ]は一生涯の死亡保障を確保できる終身保険で、低解約払戻金型にすることで保険料を抑えています。

RISE [ライズ]には長期的貯蓄機能もあり、低解約払戻期間が終わった後に解約すれば、死亡保障に代えてまとまった額の解約払戻金を受け取ることができます。そのため、死亡保障が不要になった場合には、子どもの進学時に必要な教育資金や退職後のセカンドライフの活動資金として活用するのも良いでしょう。

その他の機能として、保険料の払い方が短期払い（60歳払済等）の場合は、介護前払特約が自動的に付きます。被保険者が満65歳以上で保険料払込期間経過後に、公的介護保険制度の「要介護4」または「要介護5」の状態にある場合、保険金を前払いで受け取れるので、介護費用として活用することも可能です。　

万一の時への備えとしてだけでなく、長生きするための備えとしても将来役立ちそうです。

保険料・貯蓄性の水準で競争力を持つ終身保険

川上　壮太（1級ファイナンシャル・プランニング技能士）

執筆日：2018年11月05日

オリックス生命のライズは、死亡保険金200万円から5,000万円に対応する終身保険です。

例えば、30歳男性、保険金額500万円、保険料払込期間が60歳払済の場合、月額保険料が10,870円となります（2018年11月1日現在）。この保険料は同等の保障内容の終身保険の中で、競争力のある金額レベルにあると言えるのではないでしょうか。

また、ライズは低解約払戻金型の保険で、保険料払込期間中は解約払戻金の額を少なくする代わりに、保険料払込期間が満了すると、払込保険料総額より解約払戻金が多くなる設計となっています。上記ご契約例の場合、低解約払戻期間経過直後の払戻率は109.9％です。

この保険では、短期払の契約の場合に被保険者が満65歳以上で保険料払込期間経過後に、公的介護保険の「要介護４」または「要介護5」の状態にある場合には、指定保険金額から前払いとなる期間の利息を差し引いた金額を受け取ることができます。「要介護４」は、一人では歩行できず、寝たきりに近い状態のことも多いため、この状態で保険金が受け取れれば、介護費用などのために有効に活用できる利点があります。

※払戻率（％）＝解約払戻金÷払込保険料累計×100