医療保険の加入率

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医療保険を学ぶ

医療保険の加入率

医療保障に関する保険(医療保険や死亡保険などに付帯される医療保障特約など)は、どのくらいの人が加入しているのでしょうか?
生命保険文化センターが3年ごとに実施している「生活保障に関する調査」の結果をもとに見てみましょう。

医療保険の加入率

医療保障は病気やけがによる治療費や入院費などへの備えですが、なかでも万一の事態を想定して備えたいのは「病気入院に対する保障」ではないでしょうか。病気入院に備える生命保険、「疾病入院給付金の支払われる生命保険(医療保険など)」を例に見ていきましょう。

2016年の調査結果では、男性が7割を若干切っていますが、男女ともに約7割の方が「疾病入院給付金が支払われる生命保険(医療保険など)」に加入しています。過去からの加入率推移も年々上がっており、万一のときへの備えの必要性を多くの方が実感しているといえそうです。

疾病入院給付金が支払われる生命保険(医療保険など) 加入率の推移

疾病入院給付金が支払われる生命保険 加入率の推移グラフ
  • 民間の生命保険会社や郵便局、JA(農協)、生協・全労済で取り扱っている生命保険や生命共済の加入率
  • 出典:生命保険文化センター「生活保障に関する調査」

病気やケガによる治療費などへの備えをしている方が多いことがわかります。2016年時点で男性の加入率が減少しているのは、病気やケガによる収入の減少に備える保険の登場により、治療費などに関する保障への準備の優先度が若干下がったためだと考えられます。

具体的な加入率は、すべての年代では男性69.5%、女性74.1%となっており、性別を合わせると全体で72.1%となっています。年代別の加入率について、20歳代は40%台ですが、30歳代になると70%台に急上昇します。その後、40歳代・50歳代は70〜80%台で推移し、60歳代を迎えるとやや下がります。

疾病入院給付金が支払われる生命保険(医療保険など)の性別・年代別加入率

疾病入院給付金が支払われる生命保険(医療保障)の性別・年代別加入率グラフ
  • 民間の生命保険会社や郵便局、JA(農協)、生協・全労済で取り扱っている生命保険や生命共済の加入率
  • 出典:生命保険文化センター「生活保障に関する調査 2016年度」

結婚や子供が産まれるなどのライフステージの変化が起こる年代で加入率が高いことがわかります。また、60歳代以上の場合、病気やケガに関するリスクが高まることから加入率が高いと考えられます。

加入率をライフステージ別に見ると、未婚時の加入率は低いものの、結婚して家族を持つと大きく上昇しており、子供ができるとさらに上がります。家族を持つと、万が一の事態が起こったときの経済的なリスクを意識して生命保険に加入することを検討し始め、死亡保障とともに医療保障への関心も高まることで加入率が上昇しているようです。

疾病入院給付金が支払われる生命保険(医療保険など) ライフステージ別加入率

疾病入院給付金が支払われる生命保険(医療保障) ライフステージ別加入率グラフ
  • 民間の生命保険会社や郵便局、JA(農協)、生協・全労済で取り扱っている生命保険や生命共済の加入率
  • 出典:生命保険文化センター「生活保障に関する調査 2016年度」

未婚の方でも半数は加入しており、結婚後に加入する方が増えています。治療費や入院費などの経済的なリスクに対処できるよう準備している方が多いことがわかります。

医療保障に対する準備状況

「生活保障に関する調査」(2016年)によると、病気やけがで入院・手術をした場合に備えて経済的準備(医療保障)をしている人の割合は84.2%で、8割以上の方が何らかの備えをしていることがわかります。なかでも生命保険による準備が7割超と、もっとも高い割合になっており、医療保障に対する準備といえば「生命保険で」という方が多いようです。生命保険で医療保障に備える方法としては、医療保険に単独で加入する、死亡保険等に加入し医療保障特約を付帯する、などがあります。

医療保障に対する準備状況の推移(複数回答、単位:%)
  N 準備している   準備していない わからない
生命保険 損害保険 預貯金 有価証券 その他
2016年 4,056 72.9 20.9 42.0 5.6 0.5 84.2 14.1 1.7
2013年 4,043 70.5 19.5 38.3 5.1 0.6 82.8 15.9 1.3
2010年 4,076 71.0 19.8 38.1 5.4 0.5 82.2 15.9 1.9
2007年 4,059 70.3 24.8 37.7 5.5 0.5 82.0 16.5 1.4
  • 出典:生命保険文化センター「生活保障に関する調査」

生命保険で医療保障に対する準備をしている方が7割を超えています。病気やケガによってかかる費用について不安を抱えている方が多いことがわかります。

「生命保険による医療保障準備」を性別・年代別で見ると、ともに20歳代から30歳代になる段階で変化が見られます。20歳代で10%程度の開きがあった性別間の差は、30歳代で3%程度に縮まっており、40歳代、50歳代と年代が進むにつれてさらに差が縮まっていきます。年代別でも、20歳代で低かった準備割合が30歳代で急激に高まっていて、その後も増加傾向にあります。30歳代という年代が、準備に対する1つのキーステージといえそうです。

生命保険による医療保障準備の性別・年代別の状況

生命保険による医療保障準備の性別・年代別の状況グラフ
  • 出典:生命保険文化センター「生活保障に関する調査 2016年度」

30歳以上の方の約8割が生命保険で医療保障の準備をしています。結婚や子供が産まれることで病気やケガでかかる費用リスクについて検討し、生命保険で医療保障の準備していると考えられます。

ライフステージ別の準備状況では、結婚を機に万が一の場合に備えて、「生命保険で医療保障を準備する」割合が高くなっています。子供ができるとその割合はより高まります。性別・年代別準備状況で変化の年代だった30歳代は、ライフステージでは一般的に結婚して家族が増える年代であるため、両者が同じような推移をたどっているものと考えられます。実際、60歳代では子供が経済的に独立することに伴い保障の必要がなくなるため、医療保障準備の割合も下がっています。

生命保険による医療保障準備のライフステージ別の状況

生命保険による医療保障準備のライフステージ別の状況グラフ
  • 出典:生命保険文化センター「生活保障に関する調査 2016年度」

結婚や子供が産まれて家族が増えるタイミングで、生命保険で医療保障を準備する方の割合が高くなっていることがわかります。

まとめ

医療保険などで医療保障の準備をしている方は7割を超えていますが、保険に加入して保険料を払っているだけで安心ではありません。というのも、ライフステージによって必要な入院給付金・手術給付金の額が異なる場合があるからです。保障期間も、一定の期間、一定の年齢まででよいか、それとも終身保障がよいかという観点からの検討も必要です。また、医療技術の進歩に応じて変化する治療方法に合った保障内容になっているかの確認も行う必要もあります。生命保険で医療保障を準備する場合は、加入後も定期的に見直しをするようにしましょう。

生命保険による医療保障の準備についてのご相談やお客様に合った保険のご提案は、保険コンサルタントが無料で承ります。詳細は「保険相談」をご覧ください。

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