火災保険 10年超の長期契約が廃止。保険料の節約は9月までに!

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2015年5月29日掲載

火災保険 10年超の長期契約が廃止。保険料の節約は9月までに!

現在の火災保険は、36年までの長期契約が可能ですが、2015年10月以降は最長でも10年に短縮される予定です。その背景と影響、対策についてみていきましょう。

火災保険を節約するなら9月までの見直しを!

長期契約の短縮化は地球温暖化が原因?

住宅の火災保険では、火災以外にも落雷、ガス漏れによる爆発や、台風、竜巻、雪崩などの自然災害、水漏れや物の落下、衝突など幅広く事故の損害を補償してくれます。建物と家財のいずれか、またはその両方を対象とすることが可能です。火災保険の保険料は、各社の保険金支払実績などを損害保険料算出機構が取りまとめて算出する「参考純率」を参考に、各社で決定。事故の発生頻度が参考純率に影響するしくみですが、近年の自然災害の急増などを反映して、昨年出された参考純率は全国平均で3.5%上昇しました。同時に、参考純率の適用を保険期間10年までの契約に限ると発表。つまり、10年を超える新規契約ができなくなるというわけです。これには、地球温暖化などによって、将来の自然災害の発生リスクを予想しづらくなっていることが影響しています。

長期契約のメリット・デメリット

長期契約の最大のメリットは、保険料を一括で支払うことで安くなること。保険期間1年の保険料に保険期間ごとの長期係数(表参照)を掛けた金額が、ほぼ保険期間中の保険料です。保険期間が長くなるほど、1年あたりは割安になります。たとえば保険期間36年であれば長期係数「24.8」倍ですから、1年更新を毎年続けて「36」倍になるよりも、11.2年分も節約できるわけです。また、将来的に災害が増加するなどして、保険料が値上げになっても影響がないのもメリットといえるでしょう。

保険期間と長期係数の例(一括払いの場合)

保険期間 長期係数
5年 4.30
10年 8.20
15年 11.85
20年 15.25
25年 18.45
30年 21.45
36年 24.80

反対にデメリットとしては、以下のような点が挙げられます。

  • (1)商品改定で補償内容が良くなったとしても、加入済の保険の補償内容はそのまま。
  • (2)将来、保険料が下がっても、その恩恵は得られない。
  • (3)一時的にまとまった保険料を支払う必要がある。

中には、長期契約でも年払いが可能な商品もありますが、保険期間が10年までなど制約がありますので、大きな割引を望むなら一括払いが必要になります。

長期割引を活用するには

上記のメリット・デメリットを押さえた上で、割安なうちに長期で入っておきたいという場合は、2015年9月までに契約すること。既に加入済の場合は中途解約が必要ですが、払い済みの保険料が気になる人も多いでしょう。たとえば、住宅購入時にローン期間に合わせて35年間で契約し、一括で保険料を納めた場合でも、今仮に10年目なら、残り(未経過)の25年間分の保険料が戻ってきます。さほど大きな損にはならないはずですが、未経過分がいくら戻ってくるか、解約前に保険会社に問い合わせるといいでしょう。

参考純率のアップによって、10月以降の契約に関して、大幅な値上げになるケースもありますので、9月までに火災保険の新規加入の検討、または見直することをおすすめします。

ファイナンシャル・プランナープロフィール

田辺 南香(たなべ みか)

田辺 南香(たなべ みか)

(株)プラチナ・コンシェルジュ ファイナンシャル・プランナー(CFP®)

ライフプランから見た家計管理・保険・住宅などマネーに関するアドバイスや、セミナー・Webサイト・雑誌等で情報発信を行う。
主な書著「“未来家計簿”で簡単チェック!40代から間に合うマネープラン」(日本経済新聞出版社)、「隠すだけ!貯金術」「家計簿いらずの年間100万円!貯金術」「女ひとり人生 お金&暮らしの不安が消える本」(KADOKAWA メディアファクトリー)。

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