「価格.com保険」は、株式会社 カカクコム・インシュアランスが保険契約締結の代理・媒介を行います。
更新日:2022年8月2日
株式会社 カカクコム・インシュアランスは売り上げの一部を動物愛護団体に寄付しています。
ペット保険のおすすめは? との問い合わせがありますが、どの補償を重視するかは人それぞれ違いますし、ペットがいつ亡くなるのか、どのようなケガ・病気になるのか、といったことは誰にもわかりません。 そこで、人気のペット保険の目安としてランキングを参考にしてみましょう。
※各クチコミについては、ランキング最下部の注意事項をご確認ください
保険料: 1,950円 トイプードル、0歳、月払の場合
補償割合 | 通院(1日の限度額) | 入院(1日の限度額) | 手術(1回の限度額) |
---|---|---|---|
70% | 12,500円 | 1入院につき:125,000円 | 10万円 |
それぞれの補償には、年間限度日数(回数)があります。通院:年間30日、入院:年間3入院、手術:年間1回
50%の補償にしていますが、保険料が他社よりも安価です。病院での支払い金額が少なくても、免責金額がないため保険金が支払われます。 保険金請求も領収書を送付するだけで簡単で、ある程度の期間分まとめて請求できるので、手間を感じなかったです。お守りのつもりで入った保険でしたが、何度も通院することになったので助かりました。
手続き方法は簡単でわかりやすいです。アプリも便利でいいと思いましたが、アプリでの請求は、請求されているのか、されてないのか、不安がありました。支払いはスムーズに振り込みしてくれたので、こちらの保険会社でよかったです。 また、何かあればすぐに連絡がきて対応してくれたので、よかったです。 金額、補償内容も充実してるので、こちらの保険会社でよかったと思う。
KKC-KY220729-016
保険料: 2,100円 トイプードル、0歳、月払の場合
補償割合 | 通院(1日の限度額) | 入院(1日の限度額) | 手術(1回の限度額) |
---|---|---|---|
70% | 年間最大補償額まで無制限 | 年間最大補償額まで無制限 | 年間最大補償額まで無制限 |
B2BC-21-J-0164(2021.09)
保険料: 1,820円 トイプードル、0歳、月払の場合
補償割合 | 通院(1日の限度額) | 入院(1日の限度額) | 手術(1回の限度額) |
---|---|---|---|
70% | 年30万円まで無制限 | 年60万円まで無制限 | 年30万円まで無制限 |
保険金請求が診療明細書等の写真添付で申請ができ、ネットで24時間365日いつでも申請できるところが決め手となりました。 また支払いまでの時間が非常に早いと思われるのが良いです。保険請求の回数や、一回利用あたりの上限金額などがなく、免責金額もないので安心して利用できます。 一番利用すると思われる通院もカバーされているし回数制限、日額制限がないところも良いです。
保険金の請求はネットだけで完了したのでとても便利で、支払いも早かったです。 違う日に別の病院の領収書を1回で申請できたのはよかったです。通院の7割補償のタイプに入っているので、安心して病院に連れて行けます。
(2022年7月承認)2022-066
保険料: 820円 トイプードル、0歳、月払の場合
補償割合 | 通院(1日の限度額) | 入院(1日の限度額) | 手術(1回の限度額) |
---|---|---|---|
90% | 1入院あたり125,000円 | 1回あたり60万円 |
それぞれの補償には、年間限度日数(回数)があります。入院:年間3入院、手術:年間3回
カバー率90%が選択可能になっているのが決め手になりました。申込み手続きも、ネットで完結することができてとても簡単でした。 保険料も内容を考えると、とても安いと感じましたし、企業の安心感もありました。請求手続きがネットできることも決めての一つになりました。手術費用がとても心配だったので、この保険で安心感が得られました。
書類を手書きで書いたりするのは面倒だなと思っていましたが、この保険はネットから申請ができて、履歴もネットから見られるので、見返すことも簡単にできて良かったです。 まだ2回しか請求していませんが 使わないことがやはり良いことです。使わないのに高い保険会社は辞めたくなりますが…、こちらで加入したのは、使わなくてもお守りとして思える価格で良かったです。
KKC-KY220729-017
保険料: 1,980円 トイプードル、0歳、月払、通院つき70%プランの場合
補償割合 | 通院(1日の限度額) | 入院(1日の限度額) | 手術(1回の限度額) |
---|---|---|---|
70% | 15,000円 | 15,000円 | 15万円 |
R232203448
保険料: 3,090円 トイプードル、0歳、月払の場合
補償割合 | 通院(1日の限度額) | 入院(1日の限度額) | 手術(1回の限度額) |
---|---|---|---|
70% | 12,000円 | 30,000円 | 15万円 |
11歳と高齢でも入れる保険だったので選びました。高齢になると選択肢がとても少なく、その中でも通院が補償される内容だったので。 手術ももちろん補償される内容ですが、通院が補償されるのは安心感がありました。 申し込み手続きは書面で行いました。私のミスで手間取った部分もあったのですが、担当者が親切に電話で対応してくれたので助かりました。
募2201-294(24.01)
保険料: 1,790円 トイプードル、0歳、月払の場合
補償割合 | 通院(1日の限度額) | 入院(1日の限度額) | 手術(1回の限度額) |
---|---|---|---|
70% | 年間最大補償額まで無制限 | 年間最大補償額まで無制限 | 年間最大補償額まで無制限 |
ほかの保険では1年後の継続時に毎回審査があるので、病気をすると次の年にはその病気は対象外になったり、審査に落ちて継続できなかったりする可能性がありますが、ペット&ファミリーでは継続時の審査がないので、本当の意味での終身保険といえると思います。 過去2匹の犬を最後まで加入していましたが、年を取って毎月の薬代や定期的な検査が必要で本当に助かりました。
窓口精算ができなくても、領収書の余白に治療内容を病院で書いてもらえば、それを保険会社に提出して請求手続きは済みます。 ネットで事前に請求内容を登録して印刷することで保険会社に提出する書類は整うので、とても便利でした。保険金支払いスピードは窓口精算に比べて遅れてしまうが。そもそも保険なので仕方がないと思っています。
PF-D-108 201207
保険料: 1,140円 トイプードル、0歳、月払の場合
補償割合 | 通院(1日の限度額) | 入院(1日の限度額) | 手術(1回の限度額) |
---|---|---|---|
90% | 手術と連続する場合のみ | 50万円 |
補償内容と保険料を見比べたところ、手術になっても対応できるし、良いと思い選びました。 あとは保険料の上限が決まっていたので、愛猫を安心して育てるためには良いと思いました。 申し込みは資料を何社からか集めて取り寄せて読み、家族と相談した結果決めてネットで申し込みしました。友達も同じ保険に入っていたので安心です。
募2201-294(24.01)
保険料: 2,750円 トイプードル、0歳、月払、プラン70の場合(※1)
補償割合 | 通院(1日の限度額) | 入院(1日の限度額) | 手術(1回の限度額) |
---|---|---|---|
70% | 年間最大補償額まで無制限(※2) | 年間最大補償額まで無制限(※2) | 年間最大補償額まで無制限(※2) |
(※1) 「プラン70」は満10歳までのお引き受けになります。満11歳からは「プラン50」でのお引き受けとなります
(※2) 年間最大補償額は、通院・入院・手術を合わせた額です。なお、補償割合70%の場合は年間最大補償額は70万円です
いくつかの保険を見積もりましたが、その中で一番保険料が安く、ネットでの申し込み手続きができたうえ、ネット割引になることも決め手になりました。 まだ、保険を使ったことはないですが、保険請求手続きが動物病院で直接できればもっとよかった気がします。 アクサダイレクトは知名度もあるので安心して申し込めると思いました。
1匹目にけがをしたときに、すぐ獣医師に手続きの用紙を書いていただき提出したところ、素早く保険金対応をしていただき助かりました。 1年もたたずに、またけがをしてしまいましたが、このときも保険金請求を行い素早く対応していただきました。それからまた、けがをしてたときも同じように対応していただき信用できます。
PET215012
保険料: 3,590円 トイプードル、0歳、月払の場合
補償割合 | 通院(1日の限度額) | 入院(1日の限度額) | 手術(1回の限度額) |
---|---|---|---|
70% | 14,000円 | 14,000円 | 14万円 |
それぞれの補償には、年間限度日数(回数)があります。通院:20日、入院:20日、手術2回
後日の請求する手間がなく、病院の窓口だけで精算できるのが便利です。 保険料に関しても補償内容が充実してるにもかかわらず、それほど高額でないので家計にもやさしいと思います。 対応できる病院がたくさんあるのも大変魅力的だと思います。まさにペットのための保険だと思ってます。ペットは家族と同義語なので人間同様に大切です。
動物病院の窓口で処理していただけなかったため、自分で請求しましたが、LINEであっという間に手続きを終えることができました。 また、1か月後ぐらいには銀行口座に振り込まれていたため、なんの不便も感じませんでした。人によっては、保険料金が高いと言う人もいますが、実際に使ってみると、やはりこの保険を選んでおいて良かったと満足しています。
W1912-0062
保険料: 3,070円 トイプードル、8歳、月払の場合
補償割合 | 通院(1日の限度額) | 入院(1日の限度額) | 手術(1回の限度額) |
---|---|---|---|
70% | 14,000円 | 14万円 |
それぞれの補償には、年間限度日数(回数)があります。入院:20日、手術2回
W1912-0062
保険料: 1,180円 トイプードル、0歳、月払の場合
補償割合 | 通院(1日の限度額) | 入院(1日の限度額) | 手術(1回の限度額) |
---|---|---|---|
70% | 14,000円 | 50万円 |
それぞれの補償には、年間限度日数(回数)があります。入院:20日、手術2回
W1912-0062
保険料: 2,480円 トイプードル、0歳、月払の場合
補償割合 | 通院(1日の限度額) | 入院(1日の限度額) | 手術(1回の限度額) |
---|---|---|---|
70% | 年28万円まで無制限 | 年70万円まで無制限 | 年70万円まで無制限 |
入院と手術の限度額は、合算で70万円までとなります
無難な補償と保険料。auのユーザーなら申し込み手続きや保険料の支払いもスムーズです。私は「au PAY」で支払いました。 保険金の請求はまだ行ったことはないのですが、手軽なんだと思います。 「かかりつけ獣医師ダイヤル」というサービスもあり、病気やケガ、しつけや行動を24時間365日に無料で相談できるそうで頼もしいです。
保険金請求手続きは、とても簡単で、支払い明細を写真でとり、貼り付けるだけで終わりました。 そのため、必要書類の送付など面倒なことは、一切ありませんでした。保険金は、半月程度で支払われました。金額は70%分戻ってきました。補償内容は、回数無制限にしたので、回数を気にすることなく、病院に行けるのが良いです。
B19C310379(1912)
調査概要:カカクコム・インシュアランス経由での申込件数/集計期間:2022/04/01〜2022/06/30
アンケート概要:カカクコムインシュアランス経由で契約した人に実施したアンケート結果/実施期間:2022年5月/調査方法:メール・SMSにてアンケートを配信し、回答を集計
※上記内容は概要を説明したものです。詳細は重要事項のご説明(重要事項説明書)、ご契約のしおり(普通保険約款・特約集)をご確認ください
※掲載されているクチコミの内容は、あくまでもユーザー個人の主観的な感想や評価であり、保険商品の補償内容や保険料などを保証するものではありません
※クチコミの内容は、アンケートの回答内容に反しない範囲で、弊社が表現を整えたうえで掲載しております
※FPC、SBIいきいき少額短期保険、リトルファミリー少額短期保険は少額短期保険会社です。少額短期保険会社とは?
ペット保険への加入を検討するにあたり、本当に必要なのか迷う方もいるかもしれません。加入前にメリットや必要ないといえる人など、必要性について理解しておきましょう。
この記事の監修者
CFP 1級FP技能士、宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー
平野 敦之(ひらの あつし)
平野FP事務所代表。1998年からFPとして独立して活動をはじめ、個人や中小企業法人の支援を展開している。研修やセミナー、執筆、メディア出演など多数
ペットの治療費は人間のような公的医療保険制度がなく、全額自己負担となります。万が一の際に必要額が捻出できず、治療を断念しないためにも、備えておく必要がある保険といえます。
ペット保険に加入するとどんなメリットがありますか?
治療費の負担が減ることで、手術など高額な治療も選択しやすくなります。また、病院に気軽につれていきやすくなり、結果として病気の早期発見や早期治療にもつながるというメリットもあります。
ペット保険がいらない人はどんな人でしょうか?
高額な治療費が発生しても、貯蓄ですべて賄えるという人は、必要ないかもしれません。ただし、治療費が高額となる場合や、複数回の治療が必要になる可能性もあり、想定よりも出費が大きくなるリスクは考えられます。
どのくらいの人がペット保険に加入していますか?
日本におけるペット保険の普及率は約9.1%※といわれています。医療技術の進歩に伴い、ペットも長寿命化や高齢化が進んでいますが、高齢になるほど病気になる確率や、治療費が高額になる確率は高いといわれており、加入率は年々高まっています。
ここまででペット保険の必要性を理解した方は、続いてペット保険の特徴や選び方をみていきましょう。
ペット保険とは、ペットのケガ・病気で発生した治療費の一部を保険会社が負担し、治療費に対する自己負担額を軽減させるための保険です。
ペット保険の基本となる補償範囲は保険会社や商品によって異なりますが入院補償・手術補償・通院補償のいずれか、またはこれらすべてを補償します。
補償対象 | 補償内容 |
---|---|
入院補償 | 入院した場合に保険金が支払われる補償で、多くの商品に備わっています。なかには、手術を伴う入院のみに対して補償される商品もあります。 |
手術補償 | 手術した場合に保険金が支払われる補償です。手術は、通院・入院と比べ、治療費が高額になる可能性が高い治療です。そのため、手術に対して手厚い補償を提供している商品もあります。 |
通院補償 | 通院した場合に保険金が支払われる補償です。通院は、一度にかかる治療費は少額であることが多いですが、入院・手術に比べ発生頻度が高く、治療が長期にわたる場合は、治療費が高額となるケースがあります。 |
実際の補償額は、治療費の何割を補償するかという補償割合で決める商品が多く、50〜100%の中から選べる商品が一般的です。たとえば10万円の費用がかかる日帰り手術を行った場合、補償の割合と支払われる保険金・保険料の関係は以下のようになります。
補償割合と自己負担額の例
手術費用 | 補償割合 | 支払われる保険金 | 自己負担額 |
---|---|---|---|
10万円 | 30% | 3万円 | 7万円 |
50% | 5万円 | 5万円 | |
70% | 7万円 | 3万円 | |
100% | 10万円 | 0万円 |
商品ごとに詳細は異なりますので、検討の際には補償内容や補償範囲をよく確認しましょう。
ペット保険は上記の基本補償に対して、任意で特約をセットすることができます。特約の種類や内容は商品によりさまざまですが例として以下のようなものがあげられます。
ペット保険の特約の例
特約 | 補償内容 |
---|---|
ペット賠償責任特約 | ペットが他人や他人のペットにかみ付いてケガをさせたり、他人のモノを壊したりするなどで、飼い主が法律上の賠償責任を負った場合、賠償金支払いに対して所定の保険金が支払われる特約 |
がん手術保険金特約 | がんで手術をうけたときに、通常の手術保険金に上乗せして保険金が支払われる特約 |
葬祭保険金特約 セレモニー費用特約 火葬費用特約 |
ペットが亡くなった場合の火葬費用や埋葬費用、仏具の購入などの支払いに対して所定の保険金が支払われる特約 |
高度後遺障害保険金特約 ペット用車イス費用特約 |
ペットが高度障害で自力移動が困難となり、ペット用車イスなどの移動補助器具を購入した場合、所定の保険金が支払われる特約 |
診断書費用保険金特約 | 保険会社に保険金を請求するための診断書作成費用が発生した場合、所定の保険金が支払われる特約 |
ペットが他人にかみつくなどの事故が発生すると、治療費などの賠償金は高額となることも考えられますので、ペット賠償責任特約で備えておいてもよいでしょう。
ただし、火災保険や自動車保険などの個人賠償責任保険(個人賠償責任特約)で、すでにカバーされていることもあります。その場合、ペット保険の特約で備える必要はありませんので、火災保険や自動車保険などの補償内容を確認してみましょう。
補償の対象外となる診療や病気がある
ペット保険に加入していればすべての診療が補償されるというわけではありません。原則として、ワクチン接種・避妊手術、去勢手術・保険加入前の治療・健康診断などの費用は補償対象外となります。また、小型犬がかかりやすいパテラ(膝蓋骨脱臼)や高齢のペットに多い歯周病など、特定の病気を補償の対象外としている商品もあります。これらは商品により異なりますので、万が一の際に保険金を受け取れないといったトラブルにならないよう、事前に各保険会社にてご確認ください。
日本はペットも高齢化社会であり、日本で暮らす犬猫の約50%がシニアと呼ばれる7歳以上です。それに伴い、認知症、関節疾患、心臓病などを患うペットも増えてきました。
そのなかでも、近年、治療方法の選択肢が大きく変わったのは、犬の心臓病です。
シニアの小型犬に多く見られる病気で、僧帽弁閉鎖不全症という心臓病があります。
心臓病の基本的な治療は、心臓の働きを助ける内服薬を服用することですが、僧帽弁閉鎖不全症は、内服薬で治すことはできませんでした。そこで、新たな選択肢として外科治療が注目されています。
手術の費用は非常に高額であり、手術後は早くても1週間程度の入院は必要になるようですが、新たな選択肢として外科治療を希望するペットオーナーは年々増えています。
一方、猫については、乳がんから猫を守る予防啓発プロジェクトとて、「キャットリボン運動」が2019年9月1日からスタートしました。
猫は乳腺に腫瘍ができることが多く、できた腫瘍の約8割は悪性です。
治療をスタートするときの腫瘍の大きさはその後の治療にも大きく影響してくるため、自宅や健康診断で早期発見ができることはとても重要です。早期発見のために、キャットリボン運動公式ホームページで、おうちでできる乳がんチェックマッサージなども紹介されています。
心臓病や乳がん以外にも、犬や猫の詳細な傷病の実例について、傷病ごとにまとめたコンテンツをご用意しておりますので、そちらもご確認ください。
獣医療の発展や、ペットの生活環境・食生活の改善によって、ペットの寿命は右肩上がりで延びていますので、その分、病気との付き合う機会が多くなってきています。自分のペットにどんな検査やどんな治療をどこまで行うのか、家族でよく話し合っておく必要がありそうです。
数多くあるペット保険のなかからどのように選べばよいのか迷うこともあるでしょう。そこで、ペット保険に加入するのが初めての人でもわかるように選び方の重要なポイントを3つに絞ってご紹介します。
ペット保険選びで押さえておくべき3つの重要ポイント!
ペット保険は入院、手術の治療は原則として補償している商品が多いです。そのため、まず考えなければいけないのは、通院治療を補償するかどうかです。
治療ごとの保険金請求割合では、通院治療による保険金請求が最も多くなっています。このことから、安心して治療が受けられるよう通院治療には備えておくのがおすすめです。カカクコム・インシュアランスにおける申し込みデータでは、9割のユーザーが通院補償ありを選んでいます。
ただし、通院補償をつけたプランは割高で、保険料が負担に感じる方もいらっしゃるかと思います。その場合は入院・手術のみ補償するプランを選択し、治療費が高額になりがちな手術に備えるという考え方もよいでしょう。
通院補償の請求割合と通院プランの選択割合
通院補償をつけるかどうか決めた後、その補償範囲に対して、どのくらいの割合で補償してもらうかといった補償割合を、50〜100%の範囲の中で決めます。補償割合は高いと、支払われる保険金も多くなりますが、保険料も高くなる傾向にあります。保険料を抑えて備えたい方は、補償割合50%などのプランを選ぶのも手です。
では、どの補償割合がよく選ばれているのでしょうか?カカクコム・インシュアランスにおける申し込みデータでは、6割弱の方が補償割合70%のプランを選んでいます。
選ばれている理由としては、人間の健康保険と同じ自己負担率となる点や、保険料と補償のバランスがよい点が人気の理由だと思われます。
人気の補償割合
ペット保険のなかには、補償に制限を設けて保険料を抑えている商品もあります。制限が設定されている場合、保険金を請求した際に自己負担額が発生することもあります。どのような制限があるかは、商品ごとの補償内容をよく確認する必要がありますが、代表的な項目としては以下があげられます。
補償対象となる治療費が発生した場合でも、自己負担しなければならない金額のことです。たとえ免責金額が2万円と設定されているペット保険の場合、2万円以下の治療費を支払った場合には全額自己負担となります。免責金額なしとしている商品であれば、このようなケースでも保険金を受け取ることができます。
保険金の支払いに関する上限のことで、よくあるのが補償限度額や入院日数制限です。
補償限度額 | 補償される最大金額のこと。1日あたりの利用限度額・年間の利用最大回数を設定している商品や、年間の最大支払金額が通算で決めている商品があります。 |
---|---|
入院日数制限 | 入院した際に補償する最大日数のことです。日数制限が10日に設定されているペット保険に加入し、20日間入院をした場合、入院補償が適用されるのは10日分の入院費用となり、残りの10日分の入院費用に関しては、補償の対象外となります。 |
より安心して高額な治療費の発生に備えたい方は、これらの限度額なしとしているものや、日数制限の広いタイプがおすすめです。
ペット保険は基本的に1年契約で自動更新としている保険会社がほとんどで、更新時にはペットの年齢により保険料が変わることが一般的です。
更新後の保険料は保険会社によって異なるため、保険料は加入時の金額だけでなく、ペットの寿命を考慮した合計保険料がいくらになるのかを必ず確認しましょう。
年齢ごとの年払い保険料の平均
犬の平均死亡率/猫の平均死亡率
年払い契約で保険料を抑えることもできる
ペット保険の保険料の払込方法には、毎月支払う月払いと、1年分をまとめて支払う年払いがあり、どちらかを選択できるのが一般的です。年払いのほうが保険料をお得に設定している保険会社が多くありますので、同じ補償内容でも年払い契約とすることで保険料を抑えることができます。
0〜8歳まで加入時の合計保険料例
万が一の際、保険会社に保険金を請求する方法には「立替請求型」と「窓口精算型」の二つがあります。それぞれの特徴は以下のとおりです。
立替請求型 | 窓口精算型 | |
---|---|---|
保険金の請求方法 | 治療費全額を動物病院に支払う。その後、保険金請求を行い、保険金を受け取る。保険金の支払いに20〜30日程度かかる場合がある。 | 治療費支払の際、保険証を提示し保険による給付分を差し引いて自己負担額のみ支払うので、保険金請求が不要。 |
対応している動物病院 | すべての動物病院 | 保険会社と提携している動物病院のみ |
対応している商品 | すべての商品 | 一部の商品のみ |
「窓口精算」のほうが利便性は高いですが、対応している商品が一部に限られるのと、その保険会社が提携している動物病院での利用に限られるため、注意が必要です。そして、「立替請求型」の商品と比較すると保険料が割高です。
近所で窓口精算に対応している動物病院があり、保険料も負担にならないという方は、「窓口精算型」を検討してみましょう。
日本におけるペット保険の加入率は約9.1%です。
例として子供の保険加入率46.7%(個人年金保険を含む)と比べると、ペット保険の加入率はまだまだ少ないことがわかります。
ただ、近年ではペット保険の加入率は増加傾向にあります。背景として、今まで治療できなかった病気が医療技術の進歩に伴い治療できるようになってきたことなどがあげられます。それにより治療費の高額化やペットの長寿命化が進んでいるのですが、高齢なペットほど治療頻度も高くなるため、今後ペット保険の加入率はますます高まっていくと予想されています。
日本のペット保険加入率推移
子供の人口とペットの飼育数の違い
子供とペットの保険加入率の違い
ペットの罹患率(りかんりつ:病気にかかる割合のこと)を年齢別にみると、まず0歳での罹患率が高めです。その後、5歳くらいまでは下がる傾向にありますが、6、7歳くらいからは右肩上がりで罹患率が増えています。
6歳の犬・猫は人間の年齢に例えると40歳くらいといわれています。ペットも人間と同じく、このくらいの年齢から高齢になるにかけて何らかの傷病が発生する傾向が伺えます。
ペットの罹患率
循環器の疾患(心筋症、心不全、血栓/塞栓症 など)罹患率
呼吸器の疾患(扁桃炎、肺炎、喘息、気管炎/気管支炎 など)罹患率
消化器の疾患(胃炎、腸炎、十二指腸潰瘍、誤飲 など)
肝・胆道および膵の疾患(肝炎、肝機能不全、胆石症、膵炎 など)罹患率
泌尿器の疾患(腎結石、腎不全、膀胱炎、尿石症 など)罹患率
生殖器系の疾患(卵巣嚢腫、子宮内膜炎、精巣炎 など)罹患率
神経系の疾患(てんかん、脊髄炎、末梢神経疾患 など)罹患率
眼および付属器の疾患(角膜炎、白内障、緑内障 など)
耳の疾患(外耳炎・外耳道炎、中耳炎、内耳炎 など)罹患率
歯および口腔の疾患(歯周病、口内炎/舌炎、口唇炎 など)罹患率
筋骨格系の疾患(骨折、椎間板ヘルニア、捻挫、膝蓋骨脱臼/膝蓋骨亜脱臼 など)罹患率
皮膚の疾患(皮膚炎(アトピー性・アレルギー性含む)、蕁麻疹、湿疹、外部寄生虫症 など)罹患率
血液および造血器の疾患ならびに免疫機構の障害(リンパ節炎、脾捻転 など)罹患率
内分泌および代謝疾患(糖尿病、下垂体機能不全、上皮小体機能低下症 など)罹患率
全身性の疾患(アレルギー、熱傷、打撲、感染症 など)罹患率
腫瘍疾患(脳腫瘍、骨肉腫、エプーリス など)罹患率
出典:アニコム「家庭どうぶつ白書2021」
罹患率=保険金支払のあったどうぶつの数/保険に契約しているどうぶつの数 と定義
手術を行ったペットを年齢別に見ると、手術の費用を請求したペットのうち、0〜6歳が約50%となります。そのなかでも0歳での請求が11.8%と最も高く、次に8歳の8.9%です。
犬猫 年齢別手術請求割合
2020年1〜12月のアイペット損保の保険金請求データを基にしたサンプル調査により算出(サンプル数:20,939件)
0歳の割合が高い理由としては、小さいうちは好奇心旺盛で活発なため、思わぬケガをすることや、消化器系が成熟していないため体調が不安定になり、病気になる確率が全体的に高く、手術が増えているものと考えられます。
一方で、ペットの高齢化がすすんでいるため、シニアと呼ばれる7歳以上でも手術費用の請求が多くなっています。
ペットのケガや病気について、詳しくは「ペットの罹患率は?」ページをご確認ください。
ペットの生涯で必要な治療費の全体的な相場としては、約743,644円となります。また、1年間の治療費平均を種類別にみると、犬 70,683 円 (0〜12歳全体の平均)、猫 35,476 円 (0〜12歳全体の平均)です。
ペットの生涯で必要な治療費の相場
年間平均治療費の年齢推移(犬)
年間平均治療費の年齢推移(猫)
あくまで平均値より算出している必要治療費になりますので、実際に必要な治療費はペットの種類や、どんなケガ・病気かで異なります。上記の平均額ほど治療費がかからないケースも、逆に上記よりもはるかに治療費がかかるケースもどちらも考えられます。
小型犬によくある椎間板ヘルニアや猫によくある異物誤飲を例に治療費を確認してみましょう。
犬種:ミニチュアダックスフンド
診療明細例 | |
---|---|
診療項目 | 金額 |
診察 | 1,500円 |
入院(5泊6日) | 20,400円 |
検査 | 39,700円 |
MRI | 89,000円 |
全身麻酔 | 15,000円 |
手術 | 127,300円 |
点滴 | 12,200円 |
処置 | 7,100円 |
注射 | 23,000円 |
お薬 | 2,450円 |
合計 | 337,650円 |
猫種:スコティッシュフォールド
診療明細例 | |
---|---|
診療項目 | 金額 |
診察 | 1,500円 |
入院(5泊6日) | 27,000円 |
検査 | 10,000円 |
全身麻酔 | 15,000円 |
手術 | 130,000円 |
点滴 | 20,000円 |
処置 | 10,000円 |
注射 | 6,000円 |
お薬 | 1,300円 |
合計 | 220,800円 |
入院や手術を含むと治療費はかなり高額となりますが、ペットの治療費は人間でいうところの美容整形や歯科矯正と同じ扱いで、ペット保険に加入していない場合、治療費は高額となった場合でもすべて自己負担となります。
価格.com保険経由で契約しているご契約者の保険料の平均支払額は、月額4,149円※です。
ただし、保険料は、ペットの種類や補償内容などによって変わるため、ご自身の条件に合わせて商品を探すことが重要です。
価格.com保険では、人気のペット保険を簡単に一括比較することができます。あなたのペットの保険料を一括で確認してみましょう。
価格.com保険経由で契約しているご契約者の多くは、「補償割合70%」を選択し「通院補償」を付けています。
治療のなかで、最も多く発生するものは通院によるものです。通院補償が付いていることで、ちょっとしたけがや病気でも病院に行くハードルが下がります。
価格.com保険では、通院補償が付いた商品を一括比較することができます。
そのほかにも契約者数が多い順にまとめた人気ランキングも用意しています。
日本におけるペット保険の普及率は約9.1%※です
しかし今後は、ペットの長寿命化、高齢化や、医療技術の進歩に伴う治療費の高額化などを背景に、日本でもペット保険の加入率は高まっていくと予想されています。
ペットを飼う以上、医療費はほぼ必要になるものです。
ペット保険に加入すると、病気やケガに対する補償だけではなく、獣医師に病気やしつけについて電話で無料相談できるサービスや、1年に1回健康状態をチェックしてくれるサービスなどもあります。付帯サービスの内容は商品によって異なりますので、加入前に確認してみましょう。
待機期間とはペット保険の契約日から、一定の間はケガをしたり病気になったりしても保険金が支払われない期間のことをいいます。特にケガと異なり見た目で判断が難しい病気やがんに対しての待機期間があることが多いようです。商品によっては待機期間が短いものや、待機期間なしの商品もあります
契約から病気、がん補償開始までの例
ペット保険に新規加入できる年齢には制限を設けている保険会社も多く、0歳から12歳程度までとしている商品が一般的です。ただし「何歳まで」といった年齢制限なしの商品もあります。
価格.com保険では、年齢別に加入できる商品を一括比較することができます。あなたのペットの保険料を一括で確認してみましょう。
12歳以上の犬でも加入できるペット保険の比較・お見積もりはこちら
12歳以上の猫でも加入できるペット保険の比較・お見積もりはこちら
ペット保険の加入前に病気になってしまう、または持病があると、特定の傷病を不担保とした条件付きでの契約となる場合や、契約できない可能性があります。
※最終的には、お申し込み後の引き受け審査を経て決まります
年齢が上がるほど、病気やケガのリスクは高くなりますので、特に持病がある場合はペット保険の加入はなるべく早めに検討しましょう。
ペット保険は基本的に終身保険となるため、ペットを一生涯まで補償する保険となっており、1年契約で自動更新としている保険会社がほとんどです。
去勢・避妊手術は補償対象外です。また、狂犬病を含む各種ワクチン接種や健康診断など予防的な措置、健康維持のためのサプリメントやビタミン剤など、病気やケガにあたらない費用は補償されません。
また、歯科治療、膝蓋骨脱臼(パテラ)、尿路結石症、椎間板ヘルニアなどの罹患率の高い病気を補償対象外としている商品もあります。
いざというときに補償されないなどのトラブルを避けるため補償内容はしっかり確認しましょう。
入院補償、手術補償のみを補償対象とした商品もございます。
価格.com保険では、商品ごとの補償範囲を一括比較することができます。一括で確認してみましょう。
生年月日や品種、現在の健康状態や過去の傷病歴を告知し、保険会社で審査を行います。健康診断の結果などは必要ありません。すでに病気などがある場合は、特定の傷病を不担保とするなどの条件付きでの加入となります。
告知事項は、正確に回答しないと告知義務違反となり、保険金を受け取れない、契約解除される恐れがあります(告知義務違反)。
告知義務と告知義務違反(参考:人の生命保険)
保険会社によって異なりますが主に以下のようなものがあげられます。
・保険契約の開始日時点でのペットの年齢が保険会社の定める範囲内
・家庭で愛玩用(ペット)として飼育する
・販売用、災害救助犬、興行用、闘犬用、賭犬、猟犬に当てはまらない
価格.com保険では、商品ごとの新規加入条件を一括比較することができます。あなたのペットの新規加入条件を一括で確認してみましょう。
犬用のペット保険の比較・保険料お見積もりはこちら
猫用のペット保険の比較・保険料お見積もりはこちら
保険会社によって異なりますが以下のような割引制度を設けている保険会社もあります。
無事故割引 | 前年に保険金の支払いがなかった場合、次年度も継続して契約すると、次年度の保険料が割引になる |
---|---|
インターネット割引 | インターネットから契約すると、契約年の保険料が割引になる |
多頭割引 | 同じペット保険商品に2頭(匹)以上のペットが加入する場合に保険料が割引になる |
マイクロチップ割引 | 保険に加入するペットにマイクロチップが装着している場合に保険料が割引になる |
価格.com保険では、各保険会社が取り扱っている割引制度を一括比較することができますので確認してみましょう。
犬用のペット保険の比較・保険料お見積もりはこちら
猫用のペット保険の比較・保険料お見積もりはこちら
「多頭割引」が適用になるペット保険の比較・保険料お見積もりはこちら(猫・ミックス・0歳)
しょうがくたんきほけんかいしゃ 少額短期保険会社 |
少額短期保険会社とは、「少額」かつ「短期」の保険の引き受けのみを行う保険会社をいいます。 |
---|
※用語解説は一般的な説明であり、保険会社よっては解釈や呼名が異なる場合があります
飼っているペットの品種を選択してください。
※『ミックス種』、もしくは『選択肢以外の品種』を飼っている方は、飼っているペットに最も近い体重を選択してください。
その際表示される保険料はあくまで目安となりますので、保険料の詳細は各保険会社ページにてご確認ください。
株式会社カカクコム・インシュアランスでは人と動物が幸せに暮らせる社会の実現のため、毎月ペット保険の売り上げの一部を犬・猫の動物愛護団体へ寄付しています。(詳細はこちら)
犬・猫 病気の最新健康事情!
執筆者三宅 亜希(みやけ あき)
獣医師/電話どうぶつ病院Anicli24 院長