猫の呼吸器の病気 ｜ 症状・原因・治療法について

肺炎とは、病原体が肺に感染し炎症を起こす病気です。肺は、酸素を取り込み、二酸化炭素を排出させる器官なので、ここに炎症が起こると換気が十分にできなくなり、正常な呼吸ができない状態になるため、呼吸困難などの重篤な症状になることが多く、死亡率も高いです。

肺水腫とは、毛細血管から肺胞内に血液の液体成分が過剰に漏れ出て貯留する病気です。肺は空気を取り込む場所なので、液体が貯留することで呼吸がしづらくなり呼吸困難になることがあります。重度の場合、命に関わることもあります。

鼻炎は、鼻の粘膜が炎症を起こしている状態のことです。鼻の粘膜が刺激を受けることにより、くしゃみ、鼻水などの症状がでます。原因は、ウイルス感染、真菌、腫瘍、異物、口腔内疾患などに加え、原因がはっきりしないものもあります。原因や症状によって重症化することもあります。