「価格.com保険」は、株式会社 カカクコム・インシュアランスが保険契約締結の代理・媒介を行います。
更新日:2021年4月6日
株式会社 カカクコム・インシュアランスは売り上げの一部を動物愛護団体に寄付しています。
ペット保険のおすすめは? との問い合わせがありますが、どの補償を重視するかは人それぞれ違いますし、ペットがいつ亡くなるのか、どのようなケガ・病気になるのか、といったことは誰にもわかりません。 そこで、人気のペット保険の目安としてランキングを参考にしてみましょう。
毎月の保険料が手頃で家計への負担が少ないことが一番の魅力でした。ペットとのたのしい生活に必要な餌代や遊具代にもお金を使いたいので保険料が安いことは非常に魅力です。保証の内容についても入院治療が必要になった時の保証が手厚いので不安がなく、安心してお任せすることができました。申し込み手続きについてもネットからの加入ができたため、来店する手間がなく自宅で空き時間にぱぱっと完了することができました。知名度は文句なし、ネットでの口コミも高評価が多かったので安心して加入できました。
今回受け取った保険金額:10万円以上30万円未満 ※補償額は契約条件によります
初めての保険の請求だったので、請求の流れや保険がおりるまでの流れなど、知らないことばかりでしたが、まず電話をしたときにペットの病状を心配してくれたことが、とてもうれしく、すごく親切な人だなぁと思った。流れの説明がとても分かりやすい。書類の枚数は私自身が加入している生命保険よりも少なく、医師の診断書の内容もそれほど細かいものではなく、診察に入った際にその場で記入してくれたので、完成した診断書を取りに行くこともなく、大変ありがたかった。
今回受け取った保険金額:5万円以上10万円未満 ※補償額は契約条件によります
KKC-KY191220-006
B2-21-C-0035(2021.02)
R232003529
実績の高い会社としての知名度からの安心感と、ニーズに合わせた対応力の高さとや口コミ評価の高さなどからの信頼感が他社と比べてもずば抜けてるところがとても気に入りました。申し込み手続きもネットから簡単にできることや、万が一のときにとても頼りになるカバー力の高さなどから、安心して日常を過ごせるのが何よりも飼い主としていちばん大切なことだと思うのですが、しっかりと安心できるのがとてもいいです。
今回受け取った保険金額:5万円以上10万円未満 ※補償額は契約条件によります
書面でのやり取りでしたので、担当者のマナーなどは分かりませんでしたが、書面の説明はとても分かり易く、それほど面倒な手続きも要りませんでしたし、その後の対応も早くて、不満と感じる事はまったくありませんでした。必要提出書類の数も少なく、書き込む欄もそれほど多くはなかったです。書き方の説明も分かり易かったので、難しく考える事も無く、すらすらと書き込む事が出来ました。書類提出も一度で済みましたので、時間もかからず、面倒な感じもありませんてんした。
今回受け取った保険金額:5万円以上10万円未満 ※補償額は契約条件によります
募2102-055(23.03)
わからない事を何回か問い合わせたが、 いつでも丁寧に親切に分かりやすく対応してくれた。郵便料も負担してくれて、書類記入もそんなに難しいものではなかった。 最初に説明で聞いていた通りぐらいの スピードだったので、納得できた。
今回受け取った保険金額:1万円以上3万円未満 ※補償額は契約条件によります
募2102-055(23.03)
治療費に対する補償の割合が50パーセントで、わりと負担が抑えられている感じがしたので、保険料に対するコストパフォーマンスを考えると、妥当な感じがした。また、保険期間中の保険金支払い限度額が50万円までということなので、そんなにひどい病気、けがをしても、50万円までかかることはなかったので、私のペットに対する治療支払額は負担が軽くて済んだこともあり、助かったと思った。 保険料支払額、保険期間中の保険金受取額のバランスから妥当といえる。
今回受け取った保険金額:3万円以上5万円未満 ※補償額は契約条件によります
申請の仕方が今一つわからなかったので、電話して聞いてみたところ、大変丁寧に説明をしてもらえたので、非常に満足度は高いと感じている。担当者さんの言葉使いやマナーも問題なく、素晴らしい品質だと感じています。 提出書類なども、かなり記入事項が簡易簡略化されており、記入に負担を感じることはなかった。電話で念のため提出書類を確かめはしたものの、問題なく提出でき、1回で事が運んだので簡便で非常に良いと感じている。 保険金の支払いを申請してすぐに振り込まれたので助かった。また、治療費のかなりの部分を保険金で賄うことができたので、金額的にも選択したものが妥当であったと感じている。補償範囲もかなり手厚いものを選択したが、コスパは良いと感じている。
今回受け取った保険金額:5万円以上10万円未満 ※補償額は契約条件によります
PET20Y082
最初はペットに保険をかけるなんて不安でしたが、とても保険の補償内容をわかりやすく説明していただきまして、申し込み手続きの簡易さに安心して保険をかけることができました。保険料もとても安く、支払いに頭を抱えることもなくなったと思います。知り合いもよく知っており知名度高いことを知りました。周囲やネットでの評判もよく、私と同じ気持ちのが大勢いらっしゃると思うと、とても満足しております。ありがとうございました。
今回受け取った保険金額:5万円以上10万円未満 ※補償額は契約条件によります
最初は、電話で、問い合わせをしましたが、必要な書類など、丁寧に教えて頂きました。 説明もわかりやすかったです。 病気が完治するまで、2ヶ月ほどかかりましたので、完治してから、まとめて請求しましたが、請求の提出期限がないことなど親切に教えて頂きました。 保険金を請求するときは、送付されてきた保険金請求書兼同意書に記入して、診療費明細書の原本と一緒に提出します。 ホームページから、保険金請求書類をダウンロードできるので、手間がかからずに、容易にできました。 保険金は、保険金請求書類の整理完備後、20日以内に振り込まれます。日数は、早いと思います。検査と入院で、金額も高額でしたが、8割負担なので、助かりました。 保障範囲も、入院日数など制限がなく、満足でした。
今回受け取った保険金額:10万円以上30万円未満 ※補償額は契約条件によります
PF-D-108 201207
まず自分が一番に気にかけたのが保険料である。自分の場合は4000円を少し出る程度なので、この保険料でしっかりとした補償がついているので金額的には不満はない。 申し込み手続きはネットを通じて加入したのですが、きちんと説明書きがされており納得したうえで契約することができた。自分の周りでもペットを飼っている人は加入している人が何人かいるので、知名度もかなり高いのではと感じている。自分の上司も加入していて実際に話を聞いても保険を請求した時もスムーズに話が進んで比較的早く保険金が支払われたという事なので安心して加入している。今後も継続して契約していきたいと思う。
今回受け取った保険金額:10万円以上30万円未満 ※補償額は契約条件によります
請求に特に面倒だと感じる部分はありませんでした。病院でちゃんと領収書を先生に書いてもらえれば、特に問題なく請求できる信頼できる会社だと思います。振込もそんなに待たされる事もなく、保険金を受け取れました。自分のプランは2万円までは飼い主の免責金額で、それ以上の額の80%を保証するプランです。膀胱炎になり、6万強かかった治療費も保険によりそれほどダメージの少ない金額ですみました。
今回受け取った保険金額:3万円以上5万円未満 ※補償額は契約条件によります
R019-24(19.12)
一番に良いと感じているのは、病院の窓口で会計の際に直接差し引いて請求される点です。いったん支払いをして後から請求となると、先に自分で費用を負担しなければなりませんし、面倒で手続きを先延ばしにしているうちに、保障されなくなる恐れがありますが、それがないだけかなり便利です。他の保険会社にも保険料が安いという背景で加入していますが、全てあとから請求で、書類送付の必要と医師の署名も必要となることから、非常に面倒と感じています。スピードは、窓口精算なので言わずもがなですが、金額はもう少し保障があるといいなという観点からやや満足というところです。
今回受け取った保険金額:1万円以上3万円未満 ※補償額は契約条件によります
W1912-0062
補償プランは、通院ありタイプ70%コース(入院+手術+通院)に入っています。、 申し込み手続きの簡易さは、4ステップで申し込みが完了する点(ペット情報の入力、写真の登録、健康状態告知、重要事項の確認→メールアドレスまたはauIDの入力→お客様情報の入力、お支払い方法選択→お申し込み内容確認)、これらが全てネットのみで完結する点、運転免許証などの身分証明書の提出は必要ないという点が、手間がかからず、大変良いと思います。 周囲やネットでの評判:会社に対する信用度が高い。実際に電話で細かい事を聞いても丁寧に分かりやすく答えてくれた。
今回受け取った保険金額:10万円以上30万円未満 ※補償額は契約条件によります
保険金支払いを請求する際の手順なども分かりやすく、納得感を感じながら手続きをすることが出来ました。アフターサポートも優れているので安心感を感じられます。いざというときに信頼できることが保険の一番大事なことだと思っているので、その点で満足できています手続の手順やステップが分かりやすいので、迷うことなく進めることが出来ました。必要提出書類も納得が出来る範囲なので大きな不満はありません。利用者のことを考えて仕組みが組まれている思えるので、今後も利用し続けたいと思います。補償範囲や金額が分かりやすく納得感があります。色々な方法で補償金額が確認できる点も良いと思います。支払われるスピードも納得感があります。保険が早く支払われると、利用者のことを考えている保険だと思えて、信頼度が高まります。
今回受け取った保険金額:3万円以上5万円未満 ※補償額は契約条件によります
B19C310379(1912)
W1912-0062
W1912-0062
保障割合が100%だというのが一番の魅力です。また年齢が高くなっても保険料が上がらないので安心できます。さらに保障項目が豊富で充実しているので、補償をしっかりともてるのが魅力です。友達に教えてもらいネット検索したところ、口コミの評判も良く、知名度も高いのであまり比較することなく申し込みましたが、細かくプランがあって迷いましたが、電話で丁寧におしえてもらい、15歳まで保険料が上がらないことが最大の決め手になりました。
今回受け取った保険金額:30万円以上50万円未満 ※補償額は契約条件によります
まずはまわりで犬を飼っている飼い主さんや友人知人から各種ペット保険の実際使ってみての感想を聞き回りました。その結果、最も自分の欲しい補償が得られて掛け金もお手頃と感じたため申し込んでみました。ネット上でも調べたのですが、やはり評判がとても良かったことも後押しとなりました。知名度も高くて安心感があるのもほっとできるポイントでした。見積りも申し込みもネット上で簡単にすることができたのでとても便利で助かりました。
今回受け取った保険金額:3万円以上5万円未満 ※補償額は契約条件によります
JACAP201900005
調査概要:カカクコム・インシュアランス経由での申込件数/集計期間:2020/12/01〜2021/02/28
アンケート調査概要:実査委託先モニタ会員に対し、ペット保険に関するアンケート実施(調査委託先:株式会社マクロミル)/調査期間:2019/5/24〜5/27 ※調査期間当時に掲載されていた商品のみアンケート対象
※上記内容は概要を説明したものです。詳細は重要事項のご説明(重要事項説明書)、ご契約のしおり(普通保険約款・特約集)をご確認ください。
※「ペッツベスト」「FPC」「SBIプリズム少額短期保険」「楽天少額短期保険」「SBIいきいき少額短期保険」は少額短期保険会社です。少額短期保険会社とは?
犬種:ミニチュアダックスフンド(9歳)
診療明細書 | |||
---|---|---|---|
診療項目(内容) | 単価(円) | 数量 | 金額(円) |
診察 | 1,200 | 1 | 1,200 |
血液検査 | 5,400 | 1 | 5,400 |
レントゲン | 1,500 | 2 | 3,000 |
MRI | 120,000 | 1 | 120,000 |
全身麻酔 | 7,000 | 1 | 7,000 |
手術 | 75,000 | 1 | 75,000 |
入院 | 3,000 | 10 | 30,000 |
点滴 | 3,000 | 2 | 6,000 |
処置 | 1,800 | 1 | 1,800 |
内服薬 | 6,200 | 1 | 6,200 |
小計 | 255,600円 | ||
消費税 | 20,448円 | ||
合計 | 276,048円 |
猫種:スコティッシュフォールド(1歳)
診療明細書 | |||
---|---|---|---|
診療項目(内容) | 単価(円) | 数量 | 金額(円) |
診察 | 500 | 1 | 500 |
点滴 | 4,000 | 5 | 20,000 |
全身麻酔 | 15,000 | 1 | 15,000 |
手術 | 140,000 | 1 | 140,000 |
入院 | 4,500 | 6 | 27,000 |
注射 | 4,500 | 1 | 4,500 |
エリザベスカラー | 1,100 | 1 | 1,100 |
小計 | 208,100円 | ||
消費税 | 16,648円 | ||
合計 | 224,748円 |
ペット保険に加入していない場合、医療費は全て自己負担
これらの診療明細書は、アイペットの支払データから作成した診療費の参考例となります。診断費用・内容の平均・水準を示すものではありません。
日本はペットも高齢化社会であり、日本で暮らす犬猫の約50%がシニアと呼ばれる7歳以上です。それに伴い、認知症、関節疾患、心臓病などを患うペットも増えてきました。
そのなかでも、近年、治療方法の選択肢が大きく変わったのは、犬の心臓病です。
シニアの小型犬に多く見られる病気で、僧帽弁閉鎖不全症という心臓病があります。
心臓病の基本的な治療は、心臓の働きを助ける内服薬を服用することですが、僧帽弁閉鎖不全症は、内服薬で治すことはできませんでした。そこで、新たな選択肢として外科治療が注目されています。
手術の費用は非常に高額であり、手術後は早くても1週間程度の入院は必要になるようですが、新たな選択肢として外科治療を希望するペットオーナーは年々増えています。
一方、猫については、乳がんから猫を守る予防啓蒙プロジェクトとて、「キャットリボン運動」が2019年9月1日からスタートしました。
猫は乳腺に腫瘍ができることが多く、できた腫瘍の約8割は悪性です。
治療をスタートするときの腫瘍の大きさはその後の治療にも大きく影響してくるため、自宅や健康診断で早期発見ができることはとても重要です。早期発見のために、キャットリボン運動公式ホームページで、おうちでできる乳がんチェックマッサージなども紹介されています。
心臓病や乳がん以外にも、犬や猫の詳細な傷病の実例について、傷病ごとにまとめたコンテンツをご用意しておりますので、そちらもご確認ください。
獣医療の発展や、ペットの生活環境・食生活の改善によって、ペットの寿命は右肩上がりで延びていますので、その分、病気との付き合う機会が多くなってきています。自分のペットにどんな検査やどんな治療をどこまで行うのか、家族でよく話し合っておく必要がありそうです。
ペットのケガや病気の治療以外にも、以下のようなケースで自己負担が発生する可能性があります。
上記のような場合でも、特約をつけることで保険金をうけとれるペット保険も多く存在します。
実際ペットがどのくらいの確率で病気になったりケガをしているのでしょうか?
犬・猫の罹患率(りかんりつ:疾患にかかる割合のこと)を年齢別に見てみましょう
全体の平均 罹患率
循環器の疾患(心筋症、心不全、血栓/塞栓症 など)罹患率
呼吸器の疾患(扁桃炎、肺炎、喘息、気管炎/気管支炎 など)罹患率
消化器の疾患(胃炎、腸炎、十二指腸潰瘍、腹膜炎 など)罹患率
肝・胆道および膵の疾患(肝炎、肝機能不全、胆石症、膵炎 など)罹患率
泌尿器の疾患(腎結石、腎不全、膀胱炎、尿石症 など)罹患率
生殖器系の疾患(卵巣嚢腫、子宮内膜炎、精巣炎 など)罹患率
神経系の疾患(てんかん、脊髄炎、末梢神経疾患 など)罹患率
眼および付属器の疾患(角膜炎、白内障、緑内障 など)
耳の疾患(外耳炎・外耳道炎、中耳炎、内示円 など)罹患率
歯および口腔の疾患(歯周病、口内炎/舌炎、口唇炎 など)罹患率
筋骨格系の疾患(骨折、椎間板ヘルニア、膝蓋骨脱臼/膝蓋骨亜脱臼 など)罹患率
皮膚の疾患(皮膚炎(アトピー性・アレルギー性)、蕁麻疹、湿疹 など)罹患率
血液および造血器の疾患ならびに免疫機構の障害(リンパ節炎、脾捻転 など)罹患率
内分泌および代謝疾患(糖尿病、下垂体機能不全、上皮小体機能低下症 など)罹患率
感染症(原虫症含む)(皮膚糸状菌症、オウム病、クラミジア症 など)罹患率
寄生虫症(糞線虫症、毛細線虫症、ツメダニ症 など)罹患率
損傷、中毒およびその他の外因の影響(アレルギー、熱傷、打撲、捻挫 など)罹患率
腫瘍疾患(脳腫瘍、骨肉腫、エプーリス など)罹患率
出典:アニコム家庭どうぶつ白書2015
罹患率=保険金支払のあったどうぶつの数/保険に契約しているどうぶつの数 と定義
傷病全体での傾向をみると、まず0歳での罹患率(りかんりつ)が高めです。
その5歳くらいまでは下がりますが、6、7歳くらいからは右肩上がりで罹患率が増えています。
6歳の犬・猫は人間の年齢に例えるとだいたい40歳くらいと言われています。
ペットも人間と同じく、このくらいの年齢から高齢になるにかけて何らかの傷病が発生する傾向が伺えます。
特に犬の皮膚疾患では、1歳以上全ての年齢で罹患率が20%を超えており、平均罹患率は24.0%となっています。
どのような症例が多く発生しているのか確認してみましょう。
手術を行ったペットの年齢を見てみると、5歳になるまでに何らかの手術を行う確率が約80%。中でも0歳で手術を行う確率が33.2%と最も高くなっています。
また年間の動物病院の利用率はなんと90.7%と、ペット保険に加入しているほとんどの人が手術、または年に1回以上の動物病院利用をしているという結果がでました。
室内飼育が一般化するに伴って、定期診察の他、突発的なケガなどの利用も増加しているようです。
ペットの種類によってもケガをしやすい部位、かかりやすい病気などは異なりますが、人よりも寿命の短いペットですから、
飼いだしてから数年以内に何らかの形で動物病院のお世話になる確率は、極めて高いといえるでしょう。
ペットのケガや病気について、詳しくは「ペットの疾患率は?」ページをご確認ください
「ペット保険の加入率」からもわかるとおり、日本でのペット保険の普及率はまだまだです。
そこでペット保険の必要性について、実際にかかる医療費の相場をみてみましょう。
あくまで平均値より算出している必要治療費なので、ペットの種類やどんなケガ・病気になるかで必要な治療費は異なります。
人間と同様、いつ何が起こるか分からないのがペットの健康状態。
上記の平均額ほど治療費がかからないケースも、逆に上記よりもはるかに治療費がかかるケースもどちらも考えられます。
また、治療費は毎年、毎月、同じ額が必要になるわけではなく、何かあったときに突発的に高額な治療費がかかるケースがほとんどです。
(参考)1年間のペット(犬・猫)の病気やケガの治療費
犬 65,872 円 (0〜12歳全体の平均) 全年齢データ 猫 35,476 円 (0〜12歳全体の平均) 全年齢データ
日本におけるペット保険の普及率は約6.3%
2015年4月1日現在、日本の15歳未満の子どもの数は1,595万人に対し、犬猫の飼育頭数は約1,979万頭を超えています(図1-1)。子ども(未婚で就学前・就学中)の保険加入率は52.9%(個人年金保険含む)となっているのに対し、ペット保険の加入率はわずか6.3%と、大きく差がついています(図1-2)。
しかし今後は、ペットの長寿命化、高齢化や、医療技術の進歩に伴う治療費の高額化などを背景に、日本でもペット保険の加入率は高まっていくと予想されています。
ペットを飼う以上、医療費はほぼ必要になるものです。
ご自身の貯蓄でまかなうのか、ペット保険に加入してまかなうのか、よく検討してみましょう。
ペット保険を選ぶには、人の医療保険と同様に「補償内容」と「保険料」のバランスを考えることが大事です。
さらにペットの種類や年齢、加入前のケガや病気の状態など加入条件が設けられている商品が多いので気をつけたいポイントです。
では、それぞれのポイントでの選び方を具体的に見ていきましょう。
補償内容の検討
保険料の検討
ペット保険とは?でも説明したとおり、メインの補償は以下の3つがあります。それぞれの補償について詳しくみてみましょう。
補償 | どのような補償? |
---|---|
通院補償 | ペットがケガや病気などで動物病院で診察、治療を受けた際に支払われる補償です。 ただし補償の対象となる病気や治療法は各商品ごとに異なるため注意が必要です。 例えば、予防接種や不妊治療は補償の対象外であることが一般的です。 また、基本的に国内の治療に限っているので、海外での治療は補償の対象外であることがほとんどです。 |
入院補償 | ペットがケガや病気などで入院した際に支払われる補償です。 商品によっては、手術を伴わない入院が補償の対象外であったり、手術をしても一度帰宅した後術後治療のため入院しても補償の対象外の場合があったりと、各商品ごとに異なるため注意が必要です。 |
手術補償 | ペットがケガや病気などで手術を行った際に支払われる補償です。 ほとんどの商品が日帰り手術も補償の対象となっていますが、補償を受けるための条件の確認や、補償対象外となる手術もありますので、補償内容は各社確認しましょう。 |
参考:通院補償は必要?
請求内容の多くは通院補償であり、通院補償をつけたプランを申込している人がほとんどです。
参考:手術診療費はどれくらいかかる?
手術の平均保険金請求額 150,900 円
傷病名 | 診療例 | 参考診察費 | |
---|---|---|---|
1位 | 腫瘍 | 皮膚腫瘍を手術で取った例 | 90,400円 |
2位 | 歯周病 | 全身麻酔をして歯石除去と抜歯をした例 | 97,300円 |
3位 | 骨折 | 手術で折れた骨をつなげた例 | 308,700円 |
4位 | 異物誤飲 | 全身麻酔をして異物を内視鏡で取り出した例 | 77,760円 |
5位 | 膝蓋骨脱臼 | ずれた膝蓋骨を手術で戻した例 | 254,000円 |
傷病名 | 診療例 | 参考診察費 | |
---|---|---|---|
1位 | 異物誤飲 | 異物を開腹手術で取り出した例 | 220,800円 |
2位 | 腫瘍 | 皮膚腫瘍を手術で取った例 | 90,400円 |
3位 | 歯周病 | 全身麻酔をして歯石除去と抜歯をした例 | 97,300円 |
4位 | 尿石症 | 膀胱の結石を手術で取り出した例 | 127,800円 |
5位 | 骨折 | 手術で折れた骨をつなげた例 | 308,700円 |
ペット保険では、3つのメインの補償に対し30〜100%の割合で補償範囲を選べる商品もあります。
例えば10万円の費用がかかる日帰り手術を行った場合、補償の割合と支払われる保険金・保険料の関係は以下のようになります。
手術費用 | 補償割合 | 支払われる保険金 | 自己負担額 |
---|---|---|---|
10万円 | 30% | 3万円 | 7万円 |
50% | 5万円 | 5万円 | |
70% | 7万円 | 3万円 | |
100% | 10万円 | 0万円 |
参考:人気の補償割合はどれ?
70%補償を申込している人が多く、次いで50%補償が人気です。
ただし「保険料」と「補償割合」だけをチェックして選ぶと、予想外に自己負担額が増えることがあります。
その理由は、商品、補償内容ごとに以下の制限がある場合があるためです。
補償内容 | 単体補償制限 | 日数/回数制限 | 年間補償額制限 |
---|---|---|---|
通院補償 | 通院1回での保険金 支払限度額 | 1年間での通院日数 | 1年間での各補償合計の保険金支払限度額 |
入院補償 | 入院1日での保険金 支払限度額 | 1年間での入院日数 | |
手術補償 | 1回の手術での保険金 支払限度額 | 1年間での手術回数 |
これら、補償の割合、補償限度額や日数、回数制限をよく把握していないと、万が一のときに思っていた保険金額が支払われず、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があるので十分理解する必要があります。
具体的な例をみてみましょう。
ケガの内容 | 手術費用 | 1日の入院費用 | 入院日数 | 治療費合計 |
---|---|---|---|---|
前肢の骨折 | 50,000円 | 8,000円 | 10日 | 13万円 |
後肢の複雑骨折 | 800,000円 | 15,000円 | 20日 | 110万円 |
年間治療費 | 123万円 |
商品例 | 補償割合 | 年間補償限度額 | 補償 | 補償限度額 | 補償日数・回数制限 | 年間自己負担額 |
---|---|---|---|---|---|---|
![]() ペット保険 |
100% | 63万円 | 通院 | 5,000円/1回 | 60日/年 | 92万円 |
入院 | 10,000円/1日 | 30日/年 | ||||
手術 | 30,000円/1回 | 1回/年 | ||||
計算式
|
商品例 | 補償割合 | 年間補償限度額 | 補償 | 補償限度額 | 補償日数・回数制限 | 年間自己負担額 |
---|---|---|---|---|---|---|
![]() ペット保険 |
70% | 84万円 | 通院 | 14,000円/1回 | 20日/年 | 89万4,000円 |
入院 | 14,000円/1回 | 20日/年 | ||||
手術 | 140,000円/1回 | 2回/年 | ||||
計算式
|
商品例 | 補償割合 | 年間補償限度額 | 補償 | 補償限度額 | 補償日数・回数制限 | 年間自己負担額 |
---|---|---|---|---|---|---|
![]() ペット保険 |
50% | 50万円 | 通院 | 制限なし | 制限なし | 73万円 |
入院 | ||||||
手術 | ||||||
計算式
|
上記のように、補償の割合が高ければ自己負担額が少なくなるという訳ではありません。
保険料、補償の割合、各補償の制限をよく比較し、ペット保険を選びましょう。
参考:よくあるペット保険に関するトラブル
基本的に、去勢・避妊手術は補償対象外となっている商品が多いものです。補償されるケガ・病気に関しては各ペット商品により異なりますので、事前に保険会社に確認しましょう。
ペット保険に加入してから、補償開始までの待機期間をさだめている保険商品もめずらしくありません。事前に待機期間がどうなっているかも確認しましょう。(補償開始までの待機期間を確認する)
場合によっては治療費が高額になることがあるペットの治療。保険に加入しているからとはいえ、保険金が支払われるタイミングでトラブルになる場合もあります。保険金の支払方法に関しても事前に確認しましょう。(保険金の支払方法を確認する)
ペット保険では、3つのメインの補償に加え、特約をセットすることでさらに充実した補償にすることができる商品が多数あり、任意で特約をつけるかつけないか決めることができます。(ただしセットプランの場合、特約であっても自動付帯となっているため外すことができませんので、詳細は各保険会社にてご確認ください。)
特約は各商品によりさまざまなので一概には言えませんが、最近の傾向としてはペットにもがんが増えていることから、がんに対する補償を厚めにする特約や、ペットが亡くなったときの火葬費用や供養のために購入した仏具の費用などを補償してくれる特約もあります。
特に気をつけておきたいのが、ペット自身のケガ・病気ではなくペットが他人やモノに被害を加えてしまった場合の賠償責任。
ペットが与えた損害に対しての賠償責任は飼い主にあります。この賠償責任費用を補償してくれる特約がペット賠償責任特約です。
もしも火災保険や自動車保険などで個人賠償責任保険(個人賠償責任特約)に加入している人は要注意。
ペット保険以外の保険でも、個人賠償責任保険でペットが他人やモノに与えた損害を補償してくれる場合が多いです。
ご自身で加入している保険と合わせて検討し、無駄のない特約を検討しましょう。
ペット保険の補償内容、特約がおおむね決定したら保険料とのバランスを考えることになるのですが、ここで注意したいのが何年間継続して保険加入するかという部分です。
ペット保険は基本的に終身保険となるため、ペットを一生涯まで補償する保険となっており、1年契約で自動更新としている保険会社がほとんどです。
保険料の払込方法には、月払と年払があり、加入(継続)時のペットの年齢により保険料が変わることが一般的です。
加入時の1年間だけの保険料だけではなく、ペットの寿命までの合計保険料を考慮することが必要です。
参考:年齢ごとの年払い保険料の平均
参考
おおよそのペット保険料を把握したら、次に割引の有無を確認して保険料を考えてみましょう。
ペット保険の保険料は、ペットの寿命までの合計保険料を考慮することが必要と述べましたが、ここで注目したいのが継続割引と無事故割引です。
例えばアイペット損保の「うちの子ライト」場合、5%の無事故継続割引があります。
ペットが0歳〜8歳まで「うちの子ライト」に加入し、9年間無事故だとすると、9年間での払込保険料の差額は表1のようになります。
さらに「うちの子ライト」には、インターネットから加入するとその年の保険料が10%割引になるインターネット割引があります。
この割引も適用させると、9年間での払込保険料の差額は表2のようになります。
他にも各社色々な割引制度がある場合もありますので、1年間だけの保険料だけではなくペットの寿命までの保険料を考慮した上で検討しましょう。
せっかく選んだペット保険でも、条件によっては加入できない場合もあります。
以下によくある加入できない条件を記載いたします。ただし加入条件は各社異なりますので加入に関する詳細は各保険会社にご確認ください。
条件 | 加入できない具体例 |
---|---|
ペットの種類に関する条件 | 盲導犬・聴導犬などの身体障害者補助犬 |
犬、猫以外 | |
家畜として飼っている動物 | |
年齢に関する条件 | 生後数日しかたっていないペット |
保険会社規定の年齢を超えている高齢なペット | |
健康状態に関する条件 | 現在ケガ・病気のペット |
過去にケガ・病気の治療を行ったことがあるペット |
保険に加入できたからといって安心するのはまだ早いかもしれません。
商品によっては契約してから補償開始までに数日間の待機期間がある商品もめずらしくありません。
特にケガと異なり見た目で判断が難しい病気やがんに対しての待機期間があることが多いようです。
保険加入だけで安心せず、ご自身で加入した保険の待機期間を理解しておかないと、万が一の場合に保険金が一切支払われないというトラブルに巻き込まれる可能性もありますので、必ず事前に確認しましょう。
※補償開始までに審査期間がございます。
ペット保険の契約日から、一定の間はケガをしたり病気になっても保険金が支払われない期間のことを言います。
万が一保険金請求を行うことになった場合、ペット保険の保険金支払方法には以下の2つがあります。
支払方法 | 概要 |
---|---|
立替請求型 | 動物病院で治療を受けたのち、一度個人で動物病院に治療費を支払う。 治療費の支払い後に保険会社へ保険金を請求して保険金を受け取る方法。 |
窓口請求型 | 動物病院での治療費支払の際、保険による給付分を差し引いて自己負担額のみ支払う方法。 窓口でペット保険に加入していることを証明する必要があるため、 病院によっては取り扱っていない場合もある。 |
多くのペット保険は「立替請求型」の支払方法となっていますが、ペットの治療費も高額になる場合があります。
その際動物病院に治療費を支払う余裕がなかったら・・・と思うとゾッとしますよね。
そうならない為にも、かかりつけの動物病院が窓口請求型に対応しているかどうかを事前に確認しておくと安心できます。
価格.com保険経由で契約しているご契約者の保険料の平均支払額は、月額4,149円です。
ただし、保険料は、ペットの種類や補償内容などによって変わるため、ご自身の条件に合わせて商品を探すことが重要です。
価格.com保険では、人気のペット保険を簡単に一括比較することができます。あなたのペットの保険料を一括で確認してみましょう。
ペット保険の比較・保険料お見積りはこちら
『通院補償』『入院補償』『手術補償』の3つが、ペット保険の基本的な補償です。
ペット保険ではケガ・病気で発生した通院費、入院費、手術代の一部費用などを補償してもらえます。
さらに、商品ごとにペット賠償責任特約など特約が用意されており、様々な補償を付けることもできます。
価格.com保険では、各保険会社が用意している補償内容を簡単に一括比較することができます。
また、保険料はセットする補償内容によって変わってきますので、必要とする補償内容を設定して一括確認してみましょう。
ペット保険の補償内容の比較はこちら
価格.com保険経由で契約しているご契約者の多くは、『補償割合70%』を選択し『通院補償』を付けています。
治療のなかで、最も多く発生するものは通院によるものです。通院補償が付いていることで、ちょっとしたけがや病気でも気軽に病院に行くことができるようになります。
価格.com保険では、通院補償が付いた商品を一括比較することができます。
その他にもご契約者数が多い順番にまとめた人気ランキングも用意しています。
「補償割合70%」「通院補償」が付いたペット保険の比較・お見積りはこちら
ランキングで人気のペット保険をチェック
ペット保険に加入していない場合、ペットの医療費は全額自己負担となってしまいます。そのため、高額な治療費になってしまう可能性があります。
価格.com経由で契約した多くの方も「高額な治療費への不安」に感じられているようです。
万が一の場合、自己負担額を抑えたい方、高額な治療費が不安な方は、ペット保険への加入をご検討ください。
ペット保険の比較・お見積り、人気ランキングはこちら
動物病院の利用率データを見ると、年間に1回以上利用する確率は、90.7%になっています。(※)
ペットの種類によってもケガをしやすい部位、かかりやすい病気などは異なりますが、何らかの形で動物病院のお世話になる確率は高いといえるでしょう。
(※)アイペット 契約者さまへのアンケート結果より 調査期間 2013年5月31日〜2013年6月7日 有効数:1,757件
1年間のペットの病気やけがの治療費は、犬 65,782円、猫 35,476円(※1)となっております。
また、手術の平均保険金請求額 150,900 円(※2)となっています
ペットの治療費は、症例や手術の有無、各動物病院によって変わりますので一概にはいえません。
毎年、毎月、同じ額が必要になるわけではなく、何かあったときに突発的に高額な治療費がかかるケースがほとんどです。
手術を行うと、治療費が高額になりやすい傾向があります。
(※1)0〜12歳全体の平均。出典:アニコム家庭どうぶつ白書2019
(※2)2019年1月〜12月のアイペットの「うちの子ライト」契約における保険金請求データをサンプルに調査
しょうがくたんきほけんかいしゃ 少額短期保険会社 |
少額短期保険会社とは、「少額」かつ「短期」の保険の引受けのみを行う保険会社をいいます。 |
---|
※用語解説は一般的な説明であり、保険会社よっては解釈や呼名が異なる場合があります
飼っているペットの品種を選択してください。
※『ミックス種』、もしくは『選択肢以外の品種』を飼っている方は、飼っているペットに最も近い体重を選択してください。
その際表示される保険料はあくまでめやすとなりますので、保険料の詳細は各保険会社ページにてご確認ください。
株式会社カカクコム・インシュアランスでは人と動物が幸せに暮らせる社会の実現のため、毎月ペット保険の売り上げの一部を犬・猫の動物愛護団体へ寄付しています。(詳細はこちら)
犬・猫 病気の最新健康事情!
執筆者三宅 亜希(みやけ あき)
獣医師/電話どうぶつ病院Anicli24 院長