犬の心臓・血液の病気には、どのようなものがあるのでしょうか?
気になる病気について、どんな病気なのか、おもな症状、原因、治療法、かかりやすい犬種について見てみましょう。

犬の僧帽弁閉鎖不全
僧帽弁閉鎖不全症は、心臓が収縮するときに僧帽弁(そうぼうべん)がきちんと閉鎖しない病気です。心臓に筋肉がつき、送り出せる血液量が少なくなることで、呼吸が苦しくなったり、各臓器が血液不足で正常に働けなくなったりして、全身が疲弊した状態になります。
| 主な症状 | すぐ息切れする , 咳をする , なんとなく元気がない など |
|---|---|
| この病気に かかりやすい犬種 |
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル など |
犬の貧血
貧血とは、血液中のヘモグロビン濃度が薄まった状態をいいます。赤血球の数が少なくなったり、ひとつひとつの赤血球の中のヘモグロビンが少なくなったりすると、貧血になります。貧血になると、すべての臓器が正常に働けなくなり、命に関わることもあります。
| 主な症状 | 結膜や歯肉が白っぽくなる , 疲れやすい , 手足が冷える など |
|---|---|
| この病気に かかりやすい犬種 |
プードル , アイリッシュ・セッター , コリー など |
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