犬の泌尿器・生殖器の病気には、どのようなものがあるのでしょうか?
気になる病気について、どんな病気なのか、おもな症状、原因、治療法、かかりやすい犬種について見てみましょう。

犬の腎臓病
腎臓は尿を作る臓器で、血液から尿を作り排泄する過程で老廃物を身体から出してくれます。また、血圧を調整したり、赤血球を作らせたり、骨を強くするなどの働きもあります。そのような働きが正しくできなくなる病気を腎不全(腎臓病)といいます。
| 主な症状 | 突然ぐったりする , 嘔吐 , 意識の低下 など |
|---|---|
| この病気に かかりやすい犬種 |
すべての犬種にかかる可能性があります |
犬の子宮蓄膿症
子宮蓄膿症は、細菌感染により子宮内に膿(うみ)が溜まってしまう病気です。膣から子宮内へと侵入した細菌は、子宮内で増殖し、毒素を出します。その毒素により、血栓ができたり、腎不全を起こしたりして、命に関わる重篤な状態になることも多いです。
| 主な症状 | 元気がない , 食欲の低下 , 水をよく飲む など |
|---|---|
| この病気に かかりやすい犬種 |
すべての犬種にかかる可能性があります |
犬の膀胱炎
膀胱炎とは、膀胱の粘膜に炎症が起きる病気です。膀胱炎の症状は、残尿感から繰り返しトイレに行くようになったり、落ち着きがなくなったりするだけではありません。痛みが生じたり、膀胱粘膜から出血が起こり、血尿が出ることもあります。
| 主な症状 | 繰り返しトイレに行く , トイレに行くが排尿しない |
|---|---|
| この病気に かかりやすい犬種 |
すべての犬種にかかる可能性があります |
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