傷害保険とは何か、
傷害保険と医療保険の違いは何かみてみましょう。
傷害保険とは
傷害保険は、ケガにかかわる損失を補償することを目的とする保険です。急激・偶然・外来の事故で傷害を被り、その結果、入院・通院したり、後遺障害が生じたり、死亡した場合に保険金が出ます。
医療保険との違い
一般的に病気とケガでの入院・手術を保障するものを「医療保険」、がんでの入院・手術を保障するものを「がん保険」、ケガの損失を補償するものを「傷害保険」と呼んでいます。傷害保険の適用範囲には病気は含まれません。
傷害保険の特徴とメリット
病気が保障されないのであれば、医療保険のほうが良いのでは?と考える方も多いと思います。しかし、傷害保険には一般的に以下のようなメリットもあります。
- ・簡単な告知のみで加入することができる。
- ・持病や大きな病気をしたことがある人でも加入できる。
- ・年齢によって保険料が変わらない。
- ・医療保険より基本的に安価である。
- ・ケガでの通院が補償される。
- ・ケガや事故での死亡時の補償をつけることができる。
- ・自分が第三者にケガをさせた場合の賠償責任補償をつけることができる。
- ・カメラやスポーツ用品等の携行品の破損・盗難等の補償をつけることができる。
「主契約」+「特約」が基本構成
「主契約」は、保険加入の基礎(ベース)となる契約です。
「特約」は、主契約に上乗せするオプション部分です。さまざまな特約があるので問合せてみましょう。
傷害保険の保険料
傷害保険は生命保険とは違い、保険料は被保険者の仕事の危険度に応じて設定されています。そのため、傷害保険加入後に、職業に変化した場合は、保険会社に連絡し、保険料の変更手続きを行う必要があります。
職業は、以下の2つに分けられ、B級職はA級職の人よりも保険料が高額になります。
- A級職 ・・・ 営業や事務など危険度が低い場所で働いている方
- B級職 ・・・ 工事現場など危険度の高い場所で働いている方
ただし、職業によって保険料が変わらない商品もあります。