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LDLコレステロールの値が高いとどうなる?基準値と疑われる病気について医師が解説

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LDLコレステロール | 血液検査

LDLコレステロール

LDLコレステロール値が基準値を超えると、どのような病気が疑われるのでしょうか?

検査値の見方や疑われる疾病、改善方法について医師が解説します。

2026年1月26日更新

この記事の監修者
和田 高士
和田 高士 医師、東京慈恵会医科大学医学部客員教授 プロフィール詳細

LDLコレステロールでなにがわかるの?

動脈硬化のリスクを調べる指標です

血液中に存在する重要な脂肪(脂質)は、血液中を円滑に流れることができません。そこで、これらの脂質はタンパク質などの物質と結びつき、リポタンパクと呼ばれる粒子を形成します。

リポタンパクは、比重の違いによって5種類存在します。その1つにLDL(低比重リポタンパク:Low Density Lipoprotein)があり、LDLによって運ばれるコレステロールがLDLコレステロールと呼ばれます。LDLコレステロールは、悪玉コレステロールと呼ばれており、値が高い場合には血管内壁に付着していき、動脈硬化を促進させます。重症化すると、心筋梗塞や脳梗塞を発症しやすくなります。

なお、善玉と呼ばれるHDLコレステロール値が高い場合は、そのリスクが低下します。

LDLコレステロールの数値は、採血(血液検査)で測定します。

LDLコレステロールの基準値
LDLコレステロール値 判定
60〜119 異常なし
120〜139 軽度異常
140〜179 要再検査・生活改善
59以下、180以上 要精密検査・治療

(単位:r/dL)

どんな病気が疑われるの?

高LDLコレステロール血症

LDLコレステロール値が高い状態が長期間続くと、LDLコレステロールが血管内腔に蓄積し、プラークという塊を形成していきます。血管断面の7割を占めてくると、血液循環に支障をきたすようになります。

さらに、蓄積したプラークの表面が突然破たんすると、血小板という出血をとめる物質が集合して、血栓というさらに大きな塊が生じ、一気に血管をふさいでしまいます。冠動脈に血栓が生じた場合は心筋梗塞、脳血管に血栓が生じた場合は脳梗塞と呼ばれます。

高LDLコレステロール血症を引き起こす病気

不適切な生活習慣や遺伝によって生じる原発性高コレステロール血症、ほかの病気や薬が原因となって起こる二次性高コレステロール血症があります。

低LDLコレステロール血症

LDLコレステロール値が40mg/dL未満と非常に低い場合は、内科で原因を探ってもらいましょう。リスクはまれで確定的とはいえませんが、値が非常に低いと脳出血などを発症する可能性があります。

低LDLコレステロール血症を引き起こす疾患

続発性のもの(ほかの疾患が原因で、二次的にLDLコレステロールが減少する)は、重症肝疾患(肝硬変、劇症肝炎)、甲状腺機能亢進症、吸収不良、栄養不良、悪性腫瘍、慢性炎症性疾患があります。

病気の改善方法は?

LDLコレステロール値が高い方は、飽和脂肪酸(脂身のついた肉、ひき肉、鶏肉の皮、ラード、生クリーム、洋菓子)や、工業的に作られたトランス脂肪酸の多い食品(マーガリン、洋菓子、スナック菓子、揚げ菓子)を控えます。反対に、食物繊維の多い食品(玄米、麦飯、納豆、野菜、海藻、きのこ、こんにゃく)の摂取量を増やしましょう。

LDLコレステロールと肥満に密接な関係はありませんが、コレステロールを多く含む食品を食べ過ぎると、LDLコレステロールは上昇しやすくなります。LDLコレステロールが低い場合は、その原因が続発性、すなわち別の病気にあるときは、その治療を受けましょう。

<利用上の注意>
2026年1月26日時点の情報となります。
検査機関・検査方法によって診断結果は異なることがあります。当ホームページ上では参考値として日本人間ドック・予防医療学会の数値範囲を掲載しておりますが、実際の健康診断で再検査や受診の指示があった場合には必ず従うようにしましょう。
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