「価格.com 保険」は、株式会社 カカクコム・インシュアランスが保険契約締結の代理・媒介を行います。
尿酸 | 尿検査
尿酸値が高い場合など基準値を超えるとどのような病気が疑われるのでしょうか?
検査値の見方、疑われる疾病、そしてその改善方法について医師が解説します。
2023年4月12日更新

高尿酸血症、低尿酸血症を診断する指標です
尿酸とは食べ物全般に含まれる遺伝子の構成成分(プリン体)を体内で分解した際にできる物質で、人の体内では1日約0.5gの尿酸が作られています。
人類では生成された尿酸は、血液中に滞る傾向があります。特に肥満やストレスが、血液中の尿酸値を上昇させます。なお女性は女性ホルモンの働きで男性に比べ1mg/dLほど低い状態にあります。
| 尿酸値 | 判定 |
|---|---|
| 2.1-7.0 | 異常なし |
| 7.1-7.9 | 軽度異常 |
| 2.0以下、8.0-8.9 | 要再検査・生活改善 |
| 9.0以上 | 要精密検査・治療 |
(単位 r/dL)
検査は採血による血液検査で測定します。採血日と前日は、激しい運動や大量飲酒は避けましょう。
尿酸値が7mg/dLを超えると、尿酸は血液中に溶けられず、ナトリウムと合わさって尿酸塩という結晶となります。この状態を高尿酸血症といいます。
尿酸塩は足の関節にたまると痛風が生じやすくなります。皮下にたまると皮膚の下に痛風結節(けっせつ)と呼ばれるしこりができます。
高尿酸血症の割合は30歳以上の男性では20〜25%、女性では閉経前が1%、閉経後では2〜3%になります。
高尿酸血症が高度かつ長期に続くと、尿酸塩の結晶が関節の内面に沈着していきます。沈着した尿酸塩に対して、からだを守るために白血球が反応し攻撃することで痛風が生じます。
痛風は名称のように、風が吹いても痛い、すなわち安静時に痛くなります。おもに足の親指の関節や膝の関節に生じ、ほとんどが片側に発症します。
痛風の頻度は全人口で0.2〜0.4%程度、成人男性における頻度は1%程度となります。
食事内容の改善と短時間の激しい運動を控える
高尿酸血症、痛風の発症には、肥満が関与していることが多いため、まず食事内容を見直すことが大切です。
積極的に水分をとり、尿酸の排せつを促すことも有効です。
アルコール飲料とくに尿酸の基となるプリン体を多く含むビールを飲むと、尿酸値は上昇します。
また短時間の激しい運動は尿酸値を一時的に上昇させます。(有酸素運動では長時間であっても、尿酸値の上昇は比較的軽いと考えられています)
激しい運動を行い、運動後に糖質の多い飲料やビールを多量に飲むと、痛風発作が生じやすくなります。
健康診断などで高尿酸血症が指摘された場合は、内科を受診してください。値によっては、薬剤療法が行われることがあります。
<利用上の注意>
2023年4月12日時点の情報となります。
検査機関・検査方法によって診断結果は異なることがあります。当ホームページ上では参考値として日本人間ドック学会の数値範囲を掲載しておりますが、実際の健康診断で再検査や受診の指示があった場合には必ず従うようにしましょう。
当サイトに掲載されている内容は医師監修のもと制作していますが、健康に不安のある場合は、正確な診断・治療のために医療機関等を受診してください。
当サイトに掲載している基準範囲内であっても各保険会社の基準によっては保険契約のお引き受けができない場合がございます。