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更新日:2025年3月18日

シニア世代の保険選び

老後の余生を充実させるためにも、
安心できる保険選びをしましょう。


子どもの独立:子どもの生活費、教育費の保障は不要

子どもが独立するシニア世代には生命保険の高額な死亡保障は必要なくなります。今までは家族ための保険という位置づけでしたが、これからは自分たちのための保険ということになります。
葬儀費用などの整理資金、配偶者の生活費など必要最低限の保障を用意するということになりますが、なかでも整理資金が不安な方は、高齢の方でも加入しやすく、少額から備えられる葬儀保険を検討しましょう。
退職金や預貯金がある方は死亡保障に加入する必要はありません。

必要保障額の推移

必要保障額の推移

高まる病気・介護に対するリスク

子どもが独立し、一息ついたシニア世代で気になるのが病気のリスクです。下図は日本人の死因で最も多いがんの性・年齢別罹患率(りかんりつ)の図になります。男性では60代から、女性では40代からリスクが高まってきます(詳細は入院費用・相場シュミレーションを参照ください)。
がんだけに限らず多くの疾病が高齢になるほど発症するリスクが高まる傾向にあります。これらのリスクに対応すべく医療保険がん保険介護保険などを検討しましょう。

年齢階級別・がん罹患率(りかんりつ)

年齢階級別・がん罹患率(りかんりつ)
  • 出典:「がん登録・統計」最新がん統計(2020年)(国立がん研究センター情報サービス)

もうすでに持病があるという方は、現在加入している保険を解約しないようにしましょう。一方、何も加入していないという方は、引受基準緩和型・無選択型保険といった持病があっても比較的加入しやすい保険がありますので検討しましょう。

定年退職後の生活に備える

下記に示すように、夫婦2人で老後生活を送る場合に必要とされる最低日常生活費は平均で月間23.2万円となっています。また、ゆとりある老後生活を送るための生活費としては、平均で月間37.9万円となります。老後の資産設計には個人年金保険を検討しましょう。

老後の生活資金はいくら必要?の図
  • 出典:令和4年度 生活保障に関する調査(生命保険文化センター)

年金の支給額

必要な生活費の目安がわかったうえで、支給される年金について確認しましょう。国民年金は未加入期間がないと仮定し、厚生年金は、夫が平均的収入(平均標準報酬(賞与含む月額換算)45.5万円)で40年間就業し、妻がその期間すべて専業主婦であったと仮定した場合の毎月の支給額は下記のとおりです。

公的年金の種類 加入者例 令和6年度 令和7年度
国民年金
(老齢基礎年金:1人分)
自営業者、
専業主婦(夫)
68,000円 69,308円
国民年金
(老齢基礎年金:夫婦2人分)
自営業者、
専業主婦(夫)
136,000円 138,616円
厚生年金
(夫婦2人分の老齢基礎年金を含む
標準的な年金額)
会社員 228,372円 232,784円
  • 出典:令和7年度の年金額改定について(厚生労働省)

高齢だと医療保険に入りにくい?!

下表に示すように高齢になるほど病気のリスクは高まります。そのため、通常は若いうちに一生涯を保障する終身型の医療保険やがん保険に加入しておくと安心です。
しかし、60歳を超えてから医療保険に加入しようとすると保険料が高額だったり、過去に大病をしているために医療保険に加入できなかったりしたという話を耳にします。そのような場合は、病気とケガを分離して、ケガは傷害保険でカバーし、病気した場合をカバーするために今から貯金をするというのもひとつの方法です。

年齢階級別・患者数

年齢階級別・患者数
  • 出典:令和5年 患者調査(厚生労働省)

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