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更新日:2021年12月20日

スキー・スノーボード保険の補償とは?

スキーやスノーボードはアクティブなスポーツだけに、転倒してケガをしたり、他人にぶつかってケガをさせたりすることも少なくありません。そんな万一のときに備えるスキー保険、スノーボード保険の補償について見てみましょう。


この記事の要点
  • スキー保険で必要な補償は3つ、「自分のケガ」「相手への賠償」「用具の破損や盗難」
  • スキーやスノーボードに行く回数で保険期間を選択しよう
  • 「スキー保険」だけではなく、ほかの保険でカバーできることもある

この記事の執筆者

馬養 雅子(まがいまさこ)

ファイナンシャル・プランナー(CFP)

馬養 雅子

マネーに関する書籍や新聞・雑誌記事の執筆を中心に、保険の見直し、家計管理、資産運用などに関する個人相談や講演も行う。「図解・初めての人の株入門」(西東社)、「明日が心配になったら読むお金の話」(中経出版)など著書多数。潟vラチナ・コンシェルジュ所属

マネーに関する書籍や新聞・雑誌記事の執筆を中心に、保険の見直し、家計管理、資産運用などに関する個人相談や講演も行う。「図解・初めての人の株入門」(西東社)、「明日が心配になったら読むお金の話」(中経出版)など著書多数。潟vラチナ・コンシェルジュ所属


必要な補償は3つ

ウインターシーズンが来るとスキーやスノーボード好きの人は、ゲレンデの様子が気になることでしょう。もうひとつ気にしてほしいのが、万一のこと。スキー・スノーボードはアクティブなスポーツだけに、転倒してケガをしたり、他人にぶつかってケガをさせたりすることも少なくありません。

そんな万一のことを考えると、スキーやスノーボードをするときに保険で備えたいのは以下の3つです。

スキー・スノーボード保険で必要な補償は3つ
  • 自分自身がケガをしたときの通院費・入院費
  • 他人にけがを負わせたときなどの賠償
  • 用具の破損・盗難

これらをカバーするには、以下のいずれかが考えられます。

  • スキー・スノーボード専用の「スキー保険」に加入する
  • スキー以外のスポーツも対象となる「レジャー保険」に加入する
  • 「国内旅行保険」に加入する
  • 自分が加入している保険を利用する

保険期間は1年間か、1回のみか

「スキー向け保険」は、自分のケガ、相手への賠償、用具の破損・盗難に対する3つの補償がセットされた保険です。補償される保険金額は、いくつかの選択肢から選べるようになっています。

スキーなどのウインタースポーツだけではなく、サッカーやゴルフ、山登りなど、ほかのスポーツをする場合にも備えられる「レジャー保険」もあります。この保険では、用具の破損・盗難は「携行品損害」の補償対象となります。
それに加えて、病気やケガの入院でホテルへのキャンセル料の支払いが発生したときのための「キャンセル費用」の補償や、山で遭難したときなどに家族が現場へ駆けるつける費用を補償する「救援者費用等補償特約」、さらに「死亡・後遺障害」の補償がセットされたものもあります。

スキー向け保険やレジャー保険は1年契約なので、1シーズンに何度もスキー、スノーボードに出掛ける人や、スキー、スノーボード以外のスポーツもする人に向いています。

「年に一度しかスキーに行かないから1年契約の保険は必要ない」という人は、国内旅行保険に加入するという方法もあります。
この保険料は旅行期間ごとに設定されており比較的手厚い補償を安い保険料で確保できますが、用具の破損や盗難を補償する「携行品損害」が付けられない商品もあるため、注意が必要です。

レジャー保険に加入しておけばスキーやスノーボード以外のスポーツ中も安心です

ほかの保険でカバーできることも

スキー向け保険やレジャー保険などで注意したいのは、用具の破損や盗難について新品価格ではなく、使って消耗した分が差し引かれるという点です。つまり、保険金で新しいものを買うことはできないというわけです。
また、レジャー保険では携行品損害補償に免責金額、つまり自己負担額が設定されていて、保険に入っていても一定額は自分で負担しなくてはいけません。前述したように国内旅行保険には、そもそも携行品損害補償を付けられない商品があります。
こうした点から、用具に関する補償はなくてもいいと割り切ることもできるでしょう。

そうすると、必要なのは自分のケガと相手への賠償への備えですが、この2つはすでに加入している保険でカバーされていることがよくあります。

傷害保険に入っていれば自分自身のケガは補償されるし、入院した場合は医療保険に加入していれば入院給付金が受け取れます。

他人への賠償は、個人賠償責任保険でカバーされます。この保険は火災保険や自動車保険などにセットされていることが多く、気が付かないうちに加入しているかもしれません。ご自分の入っている保険を見直してみましょう。

まとめ

万一のときの備えがあれば、安心してスキー、スノーボードが楽しめます。レジャー保険や国内旅行保険のなかには、スマホやパソコンなどで手軽に申し込めるものもあるので、出掛ける前にぜひ加入しておきましょう。



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