更新日:2025年9月3日
変額保険とは、死亡や高度障害などに対する保障をもちながら、資産形成ができる保険です。
運用実績に応じて、保険金額や解約返戻金額が変動する点が特徴です。
変額保険を
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SOMPOひまわり生命
健康をサポートする変額保険 将来のお守り
主な保障内容
| 死亡保険金 | |
|---|---|
| 高度障害保険金 | |
| 就労不能・ 介護保険金 |
|
| 満期保険金 | |
| 保険料払込免除特約 | 付加可能 (3大疾病※2) |
加入年齢
20〜60歳
商品説明
※1 就労不能・介護の保障は、保険料払込期間中のみ保障され、保険料払込終了後はなくなります。
※2 がん(上皮内がん含む)、心疾患、脳血管疾患が対象となります。
※3 健康ステージを適用する場合の特則を付加した場合のみです。
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東京海上日動あんしん生命
マーケットリンク
チューリッヒ生命
チューリッヒの変額保険 フューチャーリンク
主な保障内容
| 死亡保険金 | |
|---|---|
| 高度障害保険金 | |
| 就労不能・ 介護保険金 |
|
| 満期保険金 | |
| 保険料払込免除特約 | 付加可能 (3大疾病) |
この商品のリスクと費用についてはこちらをご覧ください。
加入年齢
0〜満70歳
※3大疾病保険料払込免除特約(変額保険用)を付加した場合は満6歳〜満70歳
商品説明
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アクサ生命
アクサの「資産形成」の変額保険 ユニット・リンク
主な保障内容
| 死亡保険金 | |
|---|---|
| 高度障害保険金 | |
| 就労不能・ 介護保険金 |
|
| 満期保険金 |
|
| 保険料払込免除特約 | 付加可能 (3大疾病・ 7大疾病)※2 |
この商品のリスクと費用についてはこちらをご覧ください。
加入年齢
0〜70歳
商品説明
※ 「アクサの「資産形成」の変額保険 ユニット・リンク」はユニット・リンク保険(有期型)のペットネームです。
※1 最低保証はありません。
※2 重複して付加することはできません。
※3 ご契約のしおり・約款の支払い条件をご確認ください。
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FWD生命
FWD円建一時払変額年金
主な保障内容
| 死亡保険金 | |
|---|---|
| 高度障害保険金 | |
| 就労不能・ 介護保険金 |
|
| 満期保険金 | |
| 保険料払込免除特約 |
※この商品は一時払の変額年金保険です。年金支払開始日以降、年金(確定年金)を受け取ることができます。
この商品のリスクと費用についてはこちらをご覧ください。
加入年齢
運用期間10年:0歳〜80歳
運用期間15年:0歳〜75歳
運用期間20年:0歳〜70歳
※契約年齢0歳は、生後15日以上を対象とします。
商品説明
※1 運用期間満了まで契約を継続する必要があります。途中解約をした場合、解約返戻金額は一時払保険料を下回ることがあり、損失が生じるおそれがあります。
※ 記載している保障内容は、2025年7月1日現在のものです。
※ 募集代理店(生命保険募集人)は、お客さまとFWD生命の保険契約締結の媒介を行う者で、保険契約締結の代理権はありません。したがって、ご契約はお客さまからのお申込みに対してFWD生命が承諾したときに有効に成立します。
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T&Dフィナンシャル生命
ハイブリッド つみたて ライフ(告知あり型)
主な保障内容
| 死亡保険金 | |
|---|---|
| 高度障害保険金 | |
| 就労不能・ 介護保険金 |
|
| 満期保険金 |
|
| 保険料払込免除特約 | 付加可能 ※2 (3大疾病) |
この商品のリスクと費用についてはこちらをご覧ください。
加入年齢
0〜80歳
商品説明
※1 最低保証はありません。
※2 所定の状態に該当した場合、資産形成サポート金を基本保険金額に充当する、もしくは契約者にお支払いします。
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はなさく生命
はなさく変額保険
主な保障内容
掲載プラン:障害・介護プラン
| 死亡保険金 | |
|---|---|
| 高度障害保険金 | |
| 就労不能・ 介護保険金 |
|
| 満期保険金 |
|
| 保険料払込免除特約 | 付加可能 (3大疾病/特定8疾病・臓器移植)※3 |
※1 所定の身体障害状態、要介護状態になられたときに障害・介護保険金を受取れます。
※2 最低保証はありません。
※3 保障範囲は、3大疾病T型/V型、特定8疾病・臓器移植 T型/V型の4つの型から選択できます。選択した型ごとに、保障範囲は異なります。
この商品のリスクと費用についてはこちらをご覧ください。
加入年齢
0〜64歳
※基本プランの場合は、0〜70歳
商品説明
※4 がんによる保険料の払込みの免除は、責任開始日から90日経過後にがんと診断確定された場合に限ります。(責任開始時前にがんと診断確定されていないことを要します。)
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当サイトでは、すべての保険会社の商品・プランを掲載しているわけではありません。株式会社カカクコム・インシュアランスにて取扱可能な保険会社のうち、保険会社からサイト掲載の許可が得られた商品を掲載、比較しております。
変額保険は、特別勘定の運用実績に基づいて積立金額、解約返戻金の額などが変動(増減)します。
株式や債券などの価格の下落・為替の変動などにより、積立金額、解約返戻金の額などのお受け取りになる金額が払込保険料の合計額を下回ることがあり、ご契約者に損失が生じるおそれがあります。
また、一般的な生命保険商品と異なりお客さまにご負担いただく費用があります。
※このページは保障内容の概要を説明したものであり、保険商品内容のすべてが記載されているわけではありません。あくまで参考情報としてご利用ください。
ご契約にあたっては、必ず「パンフレット」「ご契約のしおり・約款」「契約締結前交付書面(契約概要・注意喚起情報)」「特別勘定のしおり」をよくお読みください。詳細につきましては各社ホームページにてご確認ください。
※お客さまの環境や保険契約の申し込み目的によっては、変額保険以外の保険種類をご提案させていただく場合があります。
※生命保険募集人のうち、生命保険協会にて別途定められた規定に基づき変額保険販売資格を登録した募集人が変額保険を取り扱えます。
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この記事の監修者
ファイナンシャル・プランナー(CFP®資格、1級ファイナンシャル・プランニング技能士)、青山学院大学非常勤講師
松浦 建二
1990年青山学院大学卒。大手住宅メーカーから外資系生命保険会社に転職。その後、コンサルティング会社設立に参加。 2002年からファイナンシャルプランナーとして主に個人のライフプラン、生命保険見直し、住宅購入サポート等の相談業務を行っている他、ファイナンシャルプランニングに関する講演や執筆等を行っている。
1990年青山学院大学卒。大手住宅メーカーから外資系生命保険会社に転職。その後、コンサルティング会社設立に参加。 2002年からファイナンシャルプランナーとして主に個人のライフプラン、生命保険見直し、住宅購入サポート等の相談業務を行っている他、ファイナンシャルプランニングに関する講演や執筆等を行っている。
目次
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変額保険とは、死亡時などに対する保障をもちながら、将来に向けた資産形成もできる生命保険で、運用実績に応じて保険金額や解約返戻金が増減します。

ただし、変額保険にはメリットだけでなくデメリットもあるため、商品の仕組みや種類を理解したうえで検討することをおすすめします。
変額保険には、死亡や高度障害状態に対する保障があり、被保険者(保障の対象になる方)が死亡したときや高度障害状態になったときに、死亡・高度障害保険金を受け取れます。
商品によっては、死亡や高度障害のほか、就労不能や要介護になった場合に保険金を受け取れるものもあります。
これらの保障をもちながら、同時に、支払った保険料の一定割合を積み立てて資産運用を行います。
資産運用も含めた変額保険の仕組みは、以下の図1のとおりです。
図1 変額保険の仕組み(有期型の場合)

運用が好調なときは積み立てた金額が増える一方で、運用が不調な場合は、金額が減ります。
つまり、死亡・高度障害保険金や満期保険金(有期型のみ)などの保険金額、解約時に受け取れる解約返戻金額が、運用次第で変動することになります。
ただし、一般的に死亡・高度障害保険金には受取額の最低保証があるため、運用実績がよくない場合でも、受取額は契約時に設定した基本保険金額を下回りません。
また、保険会社によって名称は異なりますが、保険料払込免除特約を有料で付加することも可能です。
保険料払込免除特約をつけることで、対象となる疾病で所定の状態になった場合に、以降の保険料を払わずとも、保障や資産形成を継続できます。
ただし、この特約にかかる保険料部分は、積立金として運用されない点には注意が必要です。
変額保険には、有期型、終身型、年金型(変額個人年金保険)の主に3種類があります。
それぞれの特徴を見ながら、自身に合った変額保険の種類を検討してみてください。
変額保険の種類
有期型と終身型の大きな違いとして、保険期間(保障される期間)が挙げられます。
具体的には、以下の表2にあるように、有期型は20年や30年など一定期間のみ保障を受けられ、終身型は一生涯保障を受けられます。
そのため、有期型では満期を迎えると(保険期間が終了)、満期保険金を受け取れます。保険期間が一生涯の終身型には、満期保険金はありません。
表2 有期型、終身型の特徴
| 有期 | 終身 | |||
|---|---|---|---|---|
| 保険 期間 |
20年、30年などの一定期間 | 一生涯 | ||
| 運用 実績 |
よい場合 | よくない場合 | よい場合 | よくない場合 |
| 死亡・高度障害 保険金 |
増える | 契約時に定めた 金額(※) |
増える | 契約時に定めた 金額(※) |
| 満期 保険金 |
増える | 減る | なし | |
| 解約 返戻金 |
増える | 減る | 増える | 減る |
※基本保険金額の最低保証がある場合
有期型、終身型ともに、運用実績がよい場合は死亡・高度障害保険金や満期保険金、解約返戻金の受取額は増加しますが、運用実績がよくない場合は減少します。
ただし、一般的に、死亡・高度障害保険金は受取額が最低保証されているため、運用実績がよくない場合でも、一定額の保障が確保されます。
受取額の最低保証がない場合は、基本保険金額を下回ることもあります。
また、解約時には解約返戻金を受け取れますが、10年以内などの早期に解約した場合、解約返戻金が払込保険料を下回る(元本割れ)、もしくは、返戻金がわずかなこともあります。
このほか、有期型と終身型の特徴や違いなど詳しい内容は、以下の記事もご確認ください。
年金型の変額保険(変額個人年金保険)は、契約者が積み立てた保険料を年金原資として運用し、その運用実績に応じて、将来受け取る年金額が変動する保険です。
なお、年金額や死亡・高度障害保険金、解約返戻金には受取額の最低保証がないため、すべての受取額が運用実績に左右されます。
対して、年金額などが契約時に確定している個人年金保険(定額年金)もあります。詳しくは、以下の記事もご確認ください。
変額保険の仕組みや種類を見たところで、次に、変額保険のメリットとデメリットを具体的に見てみましょう。
変額保険の主なメリットとしては、以下が挙げられます。
運用実績がよい場合、保険金などの受給額が増加する
運用が好調であれば、死亡・高度障害保険金や満期保険金、解約返戻金の受取額が増えるため、物価の上昇(インフレ)への備えとして活用できる場合があります。
インフレによって物価が上昇すると貨幣価値は相対的に低下するため、受取額が変動しない定額保険の場合、保障額の実質的な価値が目減りします。
一方、運用が好調なときに受取額が増える変額保険では、物価上昇による価値低下の影響を受けにくくなることがあります。
変額保険のデメリットには、以下が挙げられます。
運用実績がよくない場合、元本割れのリスクがある
変額保険では、運用実績がよくない場合、満期保険金や解約返戻金の受取額が払込保険料を下回る(元本割れ)リスクがあります。
これは、満期保険金や解約返戻金には、受取額の最低保証がないためです。
また、契約後10年以内などの短期間で解約をすると、解約控除(解約時の手数料が差し引かれる)が発生する商品もあります。
この場合、解約控除によって解約返戻金の受取額が少なくなり、結果として、元本割れする可能性が高まります。
ただし、元本割れのリスクを低減する方法として、以下3つの運用方法があります。
元本割れのリスクを低減する
3つの方法
長期投資
保険期間を長めに設定することで、短期的な市場変動の影響を抑えられる
投資先の分散
資産を分散して運用することで、1つの運用先の不調による影響を軽減できる
時間の分散
定期的に一定金額を積み立てることで、購入タイミングによる価格変動のリスクを
抑制できる
このほか、費用が多くかかるデメリットもあります。
変額保険では、保障にかかる保険関係費用(保険契約の締結・維持費用)と、資産運用にかかる運用関係費用(投資商品の運用・管理費用)が発生します。
そのため、資産運用のみを目的とする場合は保障部分の費用が、保障のみを目的とする場合は運用費用が、それぞれ余分なコストになる可能性があります。
以上のように、変額保険には、運用実績次第で大きな成果を期待できる半面、リスクもあるため、メリットとデメリットを知ったうえで商品を選ぶことが大切です。
メリット、デメリットを踏まえて、ここからは変額保険に向いていない方、向いている方を見ていきましょう。
運用リスクのほか、保障に関する費用もかかるため、変額保険は以下のような方には向いていません。
変額保険に向いていない方
変額保険は、運用実績によって満期保険金や解約返戻金が変動し、元本割れなどの投資リスクがあります。そのため、これらのリスクを避けたい方に変額保険が適しているとはいえません。
また、資産運用は一般的に、長期間のほうが安定した成果を期待できるため、短期間での運用を検討している方にも向いていないでしょう。
さらに、変額保険には保険契約に伴う保障費用が含まれるため、投資のみが目的の場合、保障部分が余計なコストとなってしまいます。
保障が不要であれば、iDeCoやNISAを活用した投資信託や株式など、変額保険以外での資産形成を検討してみてください。
一方で、投資リスクを理解したうえで、保障をもちながらの資産形成を考えている方は、変額保険に向いているといえます。
変額保険に向いている方
変額保険は、保険金額や解約返戻金額が運用実績に応じて変動するため、投資リスクを理解し、元本割れなどを許容できる方に向いています。
また、死亡や高度障害、商品によっては就労不能や要介護に対する保障をもちながら資産形成ができるため、たとえば、老後資金の準備や相続対策を考えている方にも適しています。
ここまで読んで、変額保険に向いているかもしれないと感じた方は、ぜひ価格.com保険で保険のプロに相談してみてください。
目的や希望に合ったプランを提案するだけでなく、加入にあたっての不安や疑問を解消するためのサポートをいたします。
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変額保険を知りたい方へ
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変額保険のメリットとデメリット、向いていない方や向いている方を知ったところで、ここからは商品を選ぶ際に重要なポイントを紹介します。
変額保険を選ぶときのポイント
変額保険は、老後資金の準備、退職金の運用、相続対策など、さまざまな目的で活用されます。まずは、加入目的を明確にし、目的に合った商品を選ぶことが重要です。
そのうえで、保障内容や、運用先となる特別勘定の投資商品の種類と運用実績、保険料負担を考慮しながら商品を検討するとよいでしょう。
ただし、これらの観点について、すべて自身で判断することは難しいことが考えられます。
仕組みが複雑で、自身での判断が難しい変額保険を選ぶときは、ぜひ、専門知識のある保険のプロに相談することをおすすめします。
相談することで、目的や希望に合ったプランの提案だけでなく、変額保険に関する不安や疑問も解消できるでしょう。
さらに、老後資金の準備や相続対策など、資産形成の目的や活用方法についてのアドバイスも得られるため、ぜひ保険のプロに相談してみてください。
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・雑所得の場合
年間受取額−その年の払込保険料相当額