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通販型で入る?代理店型で入る?

通販型で入る?代理店型で入る?

更新日:2022年5月20日

自動車保険の主な加入方法は、ネットや電話を利用した通信販売型(ダイレクト系)と、対面式で担当者を通じて加入する代理店型の2つがあります。それぞれどんな特徴があるのか? また加入後のメリット、デメリットはあるのか? それぞれの特徴を比較してみました。
保険料のオトク度や事故時の示談交渉など、これまで知らなかった意外な事実が見えてくるかも…!? これから保険を選ぶ人、いますでに契約している人も必見の内容です。

通販型(ダイレクト系)の加入方法

都市部の30代、40代を中心としたコストに敏感な層に支持されている通販型(ダイレクト系)の自動車保険。その名の通り、契約を通信販売で済ませ、加入後も事故が無い限り保険会社や保険代理店の人と会うことはありません。

保険の加入方法は下図の通り。ホームページやフリーダイヤルから誰もが無料で見積もりを取ることが可能です。また見積もりサイトも数多く存在し、複数の会社の見積もりをいっぺんに取ることもできます。自分で加入条件をあれこれ設定できる点も自分で補償内容を組み立てたい人にとっては大きなメリットとなります。

通信販売型(ダイレクト系)の自動車保険の加入の流れ

  • Step1 見積もり

    ・特定の会社、または見積もりサイトなどを利用して複数の会社で一度に見積もりを取る事が可能
    ・保険の内容がわからなければ、電話で保険会社の担当者と直接話しをしながら見積もりもOK
    ・保険に詳しく、補償内容を自分で決められる人は見積もりサイトを利用するのが便利

  • Step2 申し込み

    ・郵送にて見積もり書と申込書、返送用封筒などが到着。必要事項を記入し車検証などを添付して返送
    ・ペーパーレスでの申し込みの場合はウェブ上で手続き完了できる会社も
    ・なお、複数の会社を比較検討している場合、返送しなければ「加入しない」という意思表示になる

  • Step3 契約完了〜補償開始

    ・書類や入金などの手続きが滞りなく進めば、すべての契約手続きが完了
    ・前契約の満期を待って補償開始

代理店型の自動車保険の加入方法

代理店型の自動車保険の加入の流れ

  • Step1 見積もり

    ・代理店担当者に見積もりを依頼
    ・ディーラーが代理店を兼業している場合は、車の購入時などに見積もりが添付されている場合も

  • Step2 見積もり提案

    ・一般的に見積もり時には補償充実プランと基本的なプランの2〜3つを提案
    ・補償内容の変更にも応じられるが、自宅に来てもらった場合や兼業代理店の場合は次の見積もり提案まで時間がかかってしまうことも

  • Step3 申し込み

    ・申込み書に車検証などの必要書類をそろえ担当者に手渡し
    ・担当者がペーパーレス申し込みを設定し簡単にウェブ上で手続き完了できる会社も

  • Step4 契約完了〜補償開始

    ・書類や入金などの手続きが滞りなく進めば、すべての契約手続きが完了
    ・前契約の満期を待って補償開始

それぞれの特徴と示談交渉力

気になる両者の長所短所は「通信販売型(ダイレクト系)、代理店型の特徴」にまとめました。それぞれに特色があるので一概にどちらが良いとは言い切れませんが、こちらの表を参考に、より自分にあった保険を選ぶことをおすすめします。

最も気になる事故時の示談交渉力ですが、通信販売型(ダイレクト系)や代理店型、または国内損保や外資系、保険会社の大小などが示談に影響することはありません。
これは全ての保険会社が過去の事故事例、判例をもとに過失割合を決定するため。「通販だから、規模が小さいから示談に弱い」ということはありませんのでご安心ください。

通信販売型(ダイレクト系)、代理店型の特徴

保険料 契約対応 ロードサービス
代理店型 代理店手数料が反映されるため若干高め 対面式で契約可能、ウェブで可能な保険会社も 契約者指定の工場へのレッカーけん引は応急作業と合わせ1事故15万円までの補償が多い
通販型 代理店手数料が不要。若い世代は高いことも 書面、電話、ウェブで手続き 契約者指定の工場へのレッカー牽引は100kmまで無料の会社が多く、所定の応急作業も無料でわかりやすい
補償内容 見直し 事故現場へのかけつけ
代理店型 担当者が提案した内容で検討 保険料計算用のシステムがそばになければ時間がかかる 担当者によっては来てくれることも。ただし夜間、遠方は基本的に不可
通販型 ウェブや電話で相談しながら決めることが可能 ウェブや電話で数パターンの見積もりも即座に保険料確認可 事故直後の現場に保険会社の人間が来ることはない
相談 他の保険会社への乗り換え
代理店型 担当者に連絡するが内容によっては本社に回答を依頼するなど、待たされることも 担当者に更新しない旨を伝える必要がある
通販型 電話連絡した際、すべて本社の担当者が対応。担当者は毎回変わるが情報は共有されている 特に連絡せず継続しなければ保険契約は切れる

保険会社選びの最終判断はココ!

どちらを選択するかは、それぞれの特徴により、好みによるところが大きいのですが、それでも決められない方は以下の点を重視してみてはいかがでしょうか?

対面式で同じ人に対応して欲しいなら、代理店型

保険にそれほど詳しくない方、ほかの保険も任せたい方などは代理店型がオススメです。更新や事故時などの書類作成も直接教えてくれるのでその点でも心強いと思われます。

コストを抑えて補償はしっかりしたいなら、通信販売型(ダイレクト系)

代理店手数料が保険料に反映されないのが通販型(ダイレクト系)の最大の強みです。また不明点があれば夜間や休日でも電話で質問に応えてくれるので安心。理解を深めて、自分で補償内容を決めたい人にも向いています。

まとめ

  1. 自分で加入条件を設定できる人は通販型(ダイレクト系)がおすすめです。
  2. 事故時の示談交渉力については通販型にも代理店型にも差はありません。
  3. 対面式で相談できることを重視するか、コストを抑えることを重視するかで判断してみるのも良いでしょう。

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記事の監修者

  • 平野 雅章 家計相談実績3500件超の相談専門ファイナンシャルプランナー。横浜FP事務所 代表。全国FP相談協会 代表理事。神奈川県立産業技術短大 非常勤講師。CFP(c)。「家計ポートフォリオ分析」考案者
  • 西村 有樹 オフィスクイック代表・フリーランスライター・編集者。
    主な執筆分野は企業、金融、保険、マネー系全般。All About自動車保険ガイドなどを手がける。

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