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交通事故を起こしてから保険金が支払われるまで
更新日:2022年5月20日
交通事故を起こしてから保険金が支払われるまでの流れは、自動車保険に加入したときに保険会社から受け取った重要事項説明書などに詳しく記載されていますので、万一の事故に備えて一読しておきましょう。ここでは、事故を起こしたときの対応から保険金が支払われるまでの一般的な流れを紹介します。
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交通事故を起こしたときは、負傷者がいれば負傷者の救護を最優先で行います。負傷者の様子や事故状況などに応じて緊急の場合は救急車を呼びます。
次いで、路上の安全対策(自動車を安全な場所に移動させる、非常点滅灯をつけるなど)を行ってください。
路上の安全対策が終わったら、事故の日時と場所、事故状況、死傷者や損傷物の有無などを警察に連絡します。仮に損害の規模が軽微な交通事故であっても保険会社に保険金請求をする際に交通事故証明書が必要となるため、警察への連絡は必ず行いましょう。
また、示談交渉を円滑に行うためにも警察による現場検証は欠かせません。
警察に連絡を入れず、現場検証を行わなかった場合、相手方から過剰な損害賠償の請求をされたりする心配もあります。
その後、速やかに自動車保険を加入している保険会社の事故受付センターや保険代理店などに連絡してください。このときに伝える主な内容は以下の6つです。
保険会社の事故受付センターや保険代理店など連絡すると、交通事故現場での対応することや支払対象となる保険金の案内、事故解決までの簡単な流れを説明してくれます。
メモを取って忘れないようにしてください。
事故の連絡を受けて、保険会社から保険金請求に必要な書類の案内があります。
必要となる書類は、交通事故証明書、事故発生状況報告書、診断書、診療報酬明細書などが一般的です。
事故の連絡を受けると保険会社は保険金の支払い対象の事故であるかなどの損害調査を開始します。
一通りの損害調査が終わると、保険会社や保険代理店から保険会社が支払い可能な保険金額などの損害賠償の範囲の説明があります。説明を受けたら自分でも契約内容と照合して説明の内容が適切であったか確認しましょう。
この説明を受けても分からないことがあれば、保険会社や保険代理店に確認して不明点がないようにしておきます。自分が加入している自動車保険で補償されない範囲についても明らかにしておきましょう。
保険会社が支払い可能な保険金額など損害賠償の範囲が決まると、示談交渉が始まります。
自分にも過失がある場合は、一般的には自分の保険会社と相手方もしくは相手方の保険会社が示談交渉を行います。ここで、過失割合や自動車の時価額などが決まります。
相手方もしくは相手方の保険会社と合意が得られれば示談が成立し、保険会社から支払われる保険金の額などが確定します。
保険会社が支払う保険金の額が確定すると、指定した銀行口座などに保険金が振り込まれます。支払い額などの案内も通知されるので、振り込まれた額と相違がないか確認をしておきましょう。
交通事故を起こしてから保険金が支払われるまで
事故が発生した際の保険会社の対応について不安がある方は、クチコミ・評判などを一つの参考にしてみるのも良いでしょう。価格.com自動車保険の満足度ランキングでは、事故対応についてのクチコミ・評判も掲載しています。
まとめ
記事の監修者
事故時の対応という観点から保険会社を選ぶ方法や代理店型とダイレクト型(通販型)の事故対応の違いなどについてわかりやすく解説します。
交通事故が発生した事実を証明する交通事故証明書について、取得するまでの流れや記載する内容などについてわかりやすく解説します。
事故の相手方に損害賠償請求をおこなう際の弁護士費用などを補償する弁護士費用特約。その利用条件や役立つ場面をわかりやすく解説します。
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