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保険会社を乗り換えたい
更新日:2022年2月22日
自動車保険の保険料は、自動車の型式や使用目的、主な運転者の年齢や事故歴など、さまざまな要素から算出されています。しかし同じ条件で見積もりを取っても、すべての保険会社で同じ保険料になるわけではありません。
比較検討のために他社の見積もりを取ってみたら、驚くほど保険料に差が出た!ということもあります。
ここでは、1年間の契約途中で保険会社を切り替える場合に重要となる等級の引き継ぎや、切り替える場合に見落としがちなポイントを解説します。
疑問が解消したら、あなたに合った保険会社を見つけましょう
満期日で保険を切り替える際、以前の保険会社に連絡する必要はありません。 ただし、契約が自動更新される特約を付帯している場合は解約することを保険会社へ伝えましょう。
前の契約期間中に無事故だった場合、新たな保険会社では現在の等級から1つ上がった等級でスタートになります。
以前の保険会社で新契約するのとまったく同じ条件で保険を開始できるというわけです。
保険会社の切り替え時の確認ポイント
過去1年間の契約中、交通事故で保険を使った場合、等級は現在の保険会社と同様にカウントされます。等級のカウントは以下の事故の内容によって異なります。
・ダウン事故…3等級ダウンで保険スタート
・等級据え置き事故…同じ等級で保険スタート
・ノーカウント事故…事故をカウントしないのでそのまま+1等級で保険スタート
過去1年間に事故を起こしている場合や、等級が5等級以下の場合他社からの移行を引きうけない保険会社もあります。
また、事故で保険を使っていると一括見積もりサイトなどの使用も制限されることがありますので満期日まで余裕のあるタイミングで保険会社に直接コンタクトを取りましょう。
契約期間中に保険会社を乗り換えることもできますが、満期日での乗り換えとちがい今の保険会社、次の保険会社、両方と手続きが必要です。
また、等級の引き継ぎ(保険期間通算特則)や保険料の返戻などにも注意しましょう。
通常、満期日で等級が上がる予定だったとしても途中解約での切り替え後は解約時点での等級が引き継がれるため、等級の進みが遅くなってしまいます。
しかし、この制度を用意している保険会社であれば、乗り換える前の契約満期日に等級が上がります。保険会社へ確認してみましょう。
※名称は保険会社により異なります。
年払いで保険料を払っている場合、途中解約することで保険料の一部が返戻されます。ただし、月割り計算となるので月の満期日に合わせたほうが無駄がありません。たとえば、満期日が1/1の場合は解約日が6/2でも、7/1でも同じ金額の戻りとなります。
現在の1年契約中に事故ですでに保険を使っていて、かつ1年の契約中に保険会社を変えたい場合、「保険期間通算特則」は使えません。
それでもどうしても切り替えたいという場合、「1年の途中で切り替え(事故あり)」のイメージのようになり、等級の進みが遅くなってしまいます。
もしも、すでに事故で保険を使っている場合には満期時点で継続するか、切り替えるかを考えるのがよいでしょう。
※保険会社によって切り替えの引き受け、等級継承、満期日などのルールは異なります。このようなケースの場合、まずはご希望の保険会社にお問い合わせください。
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