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自動車保険を乗り換えたい 変更方法と注意点をタイミング別に解説
更新日:2024年8月21日
自動車保険の保険料は、自動車の型式や使用目的、主な運転者の年齢や事故歴など、さまざまな要素から算出されています。しかし同じ条件で見積もりを取っても、すべての保険会社で同じ保険料になるわけではありません。
比較検討のために他社の見積もりを取ってみたら、驚くほど保険料に差が出た!ということもあります。
ここでは、1年間の契約途中で保険会社を切り替える場合に重要となる等級の引き継ぎや、切り替える場合に見落としがちなポイントを解説します。
疑問が解消したら、あなたに合った保険会社を探しましょう
前の契約期間中に無事故だった場合、新たな保険会社では現在の等級から1つ上がった等級でスタートになります。 以前の保険会社で契約更新するのとまったく同じ条件で保険を開始できるというわけです。 等級の引継ぎについては、同じ保険会社だけ有効というわけではなく、通販型、代理店型、国内、外資系を問わず等級は引き継がれます(一部の共済は対象外)。
満期日で保険を切り替える際、以前の保険会社に連絡する必要はありません。
ただし、契約が自動更新される特約を付帯している場合は解約することを保険会社へ伝えましょう。
また、自動車保険の乗り換えは、満期日の約2か月前に契約中の保険会社から案内が届きます。その頃を目安に検討を始めましょう。
乗り換えの見積もり時は、車検証や運転免許証、保険証券、車の走行距離数などを準備しておくと、スムーズに手続きを進められます。
乗り換え先の保険始期日は、満期日と同じ日にする必要があります。
一般的には、満期日の翌日から次の保険始期日が8日目以降になると等級の引継ぎができなくなってしまいます。
車を手放す、海外赴任するなど、次の契約まで日数が空いてしまう場合は、事前に条件を満たしているか確認したうえで、中断証明書を発行してもらうとよいでしょう。
また、重複期間がある場合も後々修正が必要になるため、次の保険始期日は現在の保険満期日と同日にするようにしましょう。
過去1年間の契約中、交通事故で保険を使った場合、等級は現在の保険会社と同様にカウントされます。等級のカウントは以下の事故の内容によって異なります。
・3等級ダウン事故…3等級ダウンで保険スタート
・1等級ダウン事故…1等級ダウンで保険スタート
・ノーカウント事故…事故をカウントしないのでそのまま+1等級で保険スタート
過去1年間に事故を起こしている場合や等級が低い場合、状況によっては乗り換えを引き受けてもらえない、あるいは補償内容を制限されるケースもあります。
事故歴がある場合も、満期日で保険を切り替える際、以前の保険会社に連絡する必要はありません。
契約が自動更新される特約が付帯している場合は解約することを保険会社へ伝えましょう。
自動車保険の乗り換えは、満期日の約2か月前に検討を始めましょう。保険料や補償内容など改善したい点を踏まえ、会社を決めます。
乗り換えの見積もり時は車検証や運転免許証、保険証券、車の走行距離数などを準備しておくと、スムーズに手続きを進められます。
なお、新しい保険会社には事故歴の申告が必要です。隠してしまうと告知義務違反となるため、正確に申告しましょう。
新しい保険会社への申告の際に事故を隠して告知義務違反となった場合、契約解除に繋がる場合もあります。 事故により保険を使っていると、回数によっては一括見積もりサイトなどの使用も制限されることがありますので、満期日まで余裕のあるタイミングで保険会社に直接コンタクトを取りましょう。
どの保険会社で契約するか比較する際に、見積もりを一社ずつ依頼するのは面倒… 価格.comの自動車保険一括見積もりなら、一度の入力で、複数の保険会社にまとめて見積もりを依頼できます。
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通常、満期日で等級が上がる予定だったとしても途中解約での切り替え後は解約時点での等級から1年契約となるため、等級の進みが遅くなってしまいます。
しかし、保険期間通算特則※を用意している保険会社であれば、乗り換える前の契約満期日に等級が上がります。保険会社へ確認してみましょう。
※名称は保険会社により異なります。
契約期間中に保険会社を乗り換えることもできますが、満期日での乗り換えとちがい今の保険会社、次の保険会社、両方と手続きが必要です。
乗り換える場合は、補償内容や保険料などを比較して、自分に合った保険会社を選び、乗り換え先の保険会社に申し込みをします。
現在の契約を解約する際や乗り換える際には保険証券や車検証、運転免許証などが必要になるため、書類を事前に用意しておくとよいでしょう。
新しい保険会社が決まったら 現在の保険会社に解約の連絡をし、手続きを行います。
契約中の乗り換えの場合、等級の引き継ぎ(保険期間通算特則)や保険料の返還などにも注意しましょう。
一括払い(年払い)で保険料を払っている場合、途中解約することで保険料の一部が返還されますが、保険会社が定めた率で返還保険料は計算され、未経過期間分の保険料より少なくなるのが一般的です。
一方、分割払い(月払い)の契約を解約する場合は、解約までの保険料を支払います。ただし、日割り計算ではないため、満期日と同じ日付までに手続きを行わないと、支払う保険料が1ヵ月分増えます。たとえば、満期日が1/1の場合は解約日が6/2でも、7/1でも同じ期間分の保険料を支払うことになります。
また、中途解約の場合も、乗り換え先の保険始期日は、満期日と同じ日にする必要があります。保険解約日の翌日から次の保険始期日が8日目以降になると等級の引継ぎができなくなってしまうのが一般的です。
次の契約まで日数が空いてしまう場合は、事前に条件を満たしているか確認したうえで、中断証明書を発行してもらうとよいでしょう。
また、重複期間がある場合も後々修正が必要になるため、次の保険始期日は現在の保険満期日と同日にするようにしましょう。
現在の1年契約中に事故ですでに保険を使っていて、かつ1年の契約中に保険会社を変えたい場合、「保険期間通算特則」は使えません。 それでもどうしても切り替えたいという場合、「1年の途中で切り替え(3等級ダウン事故あり)」のイメージのようになり、等級の進みが遅くなってしまいます。 乗り換えた時点で、事故内容に応じて等級が下がるため、満期日で乗り換えるよりも早く、等級が下がります。
もしも、すでに事故で保険を使っている場合には満期時点で継続するか、乗り換えるかを考えるのがよいでしょう。
乗り換えを行う場合は、保険料や補償内容など変更したい点を踏まえ、会社を決めます。
※保険会社によって乗り換えの引き受け、等級継承、満期日などのルールは異なります。このようなケースの場合、まずはご希望の保険会社にお問い合わせください。
なお、保険を使用した事故があった場合、新しい保険会社には事故歴の申告が必要です。隠してしまうと告知義務違反となるため、正確に申告しましょう。
新しい保険会社が決まったら 現在の保険会社に解約の連絡をし、手続きを行います。
等級が下がる事故を起こしていた場合、保険会社の乗り換えのタイミングで等級が下がります。
乗り換え日から前契約の満期日の間は余分に高い保険料を払うことになってしまうことになります。
なお、事故があった場合でも保険を使用していなければ、等級はダウンしません。
元の等級に戻るまでの保険料と車両の修理費用を比べて、総合的に支払う金額が少ない方を選ぶのも1つの方法です。
現在の契約を途中で解約し、新規契約をする場合は、一括見積もりサービスではお取り扱いができないため、
個別にお取り扱いが可能な保険会社・共済をご紹介いたします。
見積もりを希望される保険会社・共済を選び、インターネットもしくは電話にて直接見積もりを依頼できます。
まとめ
記事の監修者
自動車保険は掛け捨てなので、できることなら保険料を抑えて加入したいもの。家計も大助かりの割安な自動車保険に加入するコツをご紹介します。
自動車を手放したり保険会社を変更するときなど、現在加入している自動車保険の解約方法や注意点ついてわかりやすく解説します。
上手に見直せば保険料を年間数万円も節約できることもあります。保険料を安く抑えて節約したい方は見直す際の参考にしてみてください。
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