海外旅行保険にはどのようなプランがあるか見てみましょう。
それぞれの特長について説明します。

目次を開く
海外旅行保険には主に以下のプランに分けられます。
| プラン | 説明 |
|---|---|
| セットプラン | 死亡、治療、賠償責任、携行品損害など基本的な補償をセットにしたプランです。 各社、セットプランに複数の補償額を設定しており、保険料を節約したリーズナブルなセット内容から、補償額を増やした手厚い補償のセット内容まで、複数のセットプランを用意しています。 |
| ファミリープラン (家族プラン) |
家族や夫婦でまとめて保険に加入することができるプランとなります。保険会社によっては、1家族で賠償責任や携行品損害など一部の補償を共有することで、保険料を抑えることができる場合もあります。 |
| フリープラン (自由設計プラン) |
補償内容や補償額を自分で組み合わせできます。クレジットカードにセットされた海外旅行保険の不足分を補うなどの目的で利用できます。 |
ファミリープランは、家族でまとめて保険に加入することができるプランとなります。保険会社によっては一部の補償を家族で共有することで、合算の補償限度額とする場合もあります。つまり、携行品損害10万円の補償の場合は、図1のように旅行期間中の家族の損害を累積して損害額を算出します。
また、ファミリープランと同様に、夫婦で一部の補償を共有するカップルプランが存在する会社もあります。
フリープランは、その名のとおり、自由に補償内容や補償額を決めることが可能となっています(保険会社ごとに一定の制限はあります)。たとえば、お持ちのクレジットカードの海外旅行保険が適用できる場合、以下のように不足の補償を補てんすることができます。
| プラン | クレジットカードにセットされた海外旅行保険 | フリープランの 海外旅行保険 |
合計補償額の上限 |
|---|---|---|---|
| 傷害死亡・傷害後遺障害 | 500万円 | 500万円 | 1000万円 |
| 疾病死亡 | - | 1000万円 | 1000万円 |
| 治療・救援費用※1 | 200万円 | 500万円 | 700万円 |
| 賠償責任 | 2000万円 | 5000万円 | 7000万円 |
| 携行品損害 | 10万円 (免責金額3,000円) |
20万円 | 30万円 |
| 航空機寄託 手荷物遅延費用 |
- | 10万円 | 10万円 |
インターネットでお申し込みの場合は、保険会社サイトにて、上記のように各補償を自由に設定できます。ただし保険会社ごとに一定の条件があります。
この記事の関連コンテンツ