個人年金は給付期間はどのくらい必要なのでしょうか?
給付期間の相場データから解説します。
年金の給付期間の相場
個人年金保険の給付期間は不明を除くと、世帯主も配偶者も10年間が最も多くなっています。60歳で定年を迎え、公的年金が支給される65歳までのを保障することを目的としているようです。また、個人年金保険料控除を受けるための要件が「年金受取期間が10年以上」となっていることも要因と考えられます。
個人年金保険の給付期間
- 出典:令和6年度 生命保険に関する全国実態調査(生命保険文化センター)
職業別の給付期間
国民年金の自営業者と、厚生年金の会社員でも、給付期間にあまり違いがみられません。以前は、自営業者の場合は、一生涯にわたり給付額が比較的少額であるため、終身などの長期間での給付期間の契約割合が多かったのですが、現在、終身給付期間の個人年金保険の販売が少ないこともあり10年間の給付期間が多くなっていると思われます。
個人年金保険の給付期間
- 出典:令和6年度 生命保険に関する全国実態調査(生命保険文化センター)