保険期間と保険料払込期間の違いってなに?
どれが良いの?それぞれについて解説します。
保険期間と保険料払込期間の違い
「保険期間(保障期間)」とは、保険契約が続く期間のことで、入院や死亡など保険事故が発生した場合に保険会社が、給付金や保険金の支払いを保障する期間のことです。
「保険料払込期間」とは、保険契約者が保険料を支払う義務がある期間のこと。「終身払込満了」の保険は、一生涯払い続けることを意味します。

期間によって、月払い保険料が変わる
一般的に同一の条件下で、それぞれの期間が伸び縮みした場合の保険料は下表の通りとなります。つまり、保障を長い間持続したければ保険料は上がりますし、保険料の払込み回数を少なくすれば、1回の保険料の支払額は上がります。
同一の条件下で期間を変更した場合の月払い保険料の変化
項目 | 期間を延ばす | 期間を短縮する |
---|---|---|
保険期間 | 月払い保険料は上がる | 月払い保険料は下がる |
保険料払込期間 | 月払い保険料は下がる | 月払い保険料は上がる |
上記の場合でも、総支払保険料はあまり変わりませんが、保険料の払込みを「一時払い(一括払い)」や「年払い」などにした場合には、「月払い」よりも少し保険料が割安となる場合があります。
一概にどっちが良いとは言えませんが、月々の保険料を安くしたいのであれば長く払い続け、総支払保険料をできるだけ少なくしたいのであれば、払込回数を減らすといった「住宅ローン」と同じ考えが当てはまります。将来、保険を見直す予定があるかどうかを考慮したうえで、保険料の払込期間を選びましょう。
生命保険についてのご相談やお客様に合った保険のご提案は、保険コンサルタントが無料で承ります。詳細は「保険相談」をご覧ください。