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車を買い替えたときの手続きは?

車を買い替えたときの手続きは?

更新日:2022年2月22日

車を買い替えた場合、加入中の自動車保険(任意保険)の変更手続きはどうしたらよいのでしょうか?
車を買い替えても、交通事故を起こしたときにきちんとした補償を受けるために必要な手続きを紹介します。

車の買い替えの基本

自動車保険の保険期間は1年が一般的ですが、その保険期間中に、自分が新車や中古車を購入したり、同居している家族や子供が車を買ったりすることもあるでしょう。
そのような方は、まず「車を買い替えるときの一般的な手順」を抑えておきましょう。

車を買い替えるときの一般的な手順

  • 1.車検証を用意する

    買い替える車と納車日が決まったら、ディーラーなどから車検証もしくは車検証のコピーを入手します。

  • 2.車両入替の手続きをする

    自動車保険を加入している保険会社に電話するか、保険会社のウェブサイトに用意されているマイページなどにアクセスして「車両入替」の手続きをします。車両入替の手続きで必要となる一般的な情報は、メーカー名、車名、型式、用途車種、初年度登録年月、(ナンバープレートの)登録番号、車台番号、車両所有者などです。これらの情報の多くは、既にディーラーなどから入手している車検証に記載されています。また、このタイミングで車両保険を追加したり、運転者の補償範囲を変更したり、自動車保険の補償内容を変更することもできます。

  • 3.保険料の差額を清算する

    自動車保険に加入する車が変わると、契約者が保険会社に支払う保険料も変わる可能性があります。車両入替によって保険料が高くなった場合は、買い替えた車が納車される前に追加の保険料を支払います。逆に、車両入替によって保険料が低くなった場合は、保険会社から契約者に保険料の差額が返金されます。また、車両入替の際に自動車保険の補償内容を変更した方は、その差額の保険料も一緒に清算します。

  • 4.買い替えた車が納車される

    保険料の差額を清算したら、買い替えた車の納車日から補償が開始されます。

車を買い替えるときにポイントとなるのが、車が納車されるより前に車両入替の手続きを行い、保険料の差額を清算することです。
この手続きを行わない状態で交通事故を起こしてしまうと、保険が使えない場合もあるので、ご注意ください。

友人や知人など他人から車を購入する場合

個人間(他人や別居の親族)で車を売買したり、譲り受けたりした場合の手続きは、車を買い替えたときとほとんど変わりありません。
ただし、一点だけ注意しなくてはいけないのが、車検証の名義変更です。

友人や知人など他人から車を購入する場合

この場合、車を受け取った時点で、車検証の名義が自動車保険の契約者になっている必要があります。保険会社は名義変更したことで、納車されたと判断するため、名義変更を行わないと「車両入替」は完了しません。名義変更を行わない状態で交通事故を起こしてしまうと、補償を受けられない場合もあります。
なお、保険会社によっては、事前に連絡した上であれば、納車日に車検証を保険会社にFAXで送付することで、納車日から補償を開始(保険料の清算は後日おこなう)してくれるところもあります。

同居の家族が新しく車を購入する場合

同居の家族が新しく車を購入する場合、ここまでに紹介した「車両入替」と「親族間での等級引き継ぎ」を活用することで、合計の保険料を安く抑えられるかもしれません。

例えば、お父さん(45歳、20等級)がA車に乗っていて、息子さん(19歳)がB車を新しく購入する場合で考えてみましょう。
特になにもせず、息子さんが新しくB車を購入して、新規で自動車保険に加入すると、息子さんの等級は6等級からスタートするため、息子さんの保険料は割高になります。
しかし、お父さんが加入する自動車保険でA車からB車に車両入替し、A車でお父さんが6等級(新規)の自動車保険に加入しなおすと、息子さんが新規で自動車保険に加入したときと比べて、お父さんと息子さんの合計の保険料が割安になる場合があります。

(特になにもせず、)新規で加入した場合

  車 等級 年齢条件
お父さん(45歳) A車 20等級 30歳以上補償
息子さん(19歳) B車 6等級
(新規)
21歳未満補償
(全年齢補償)
合計の保険料 保険料が割高に

車両入替した場合

  車 等級 年齢条件
お父さん(45歳) A車 6等級
(新規)
30歳以上補償
息子さん(19歳) B車 20等級 21歳未満補償
(全年齢補償)
合計の保険料 保険料が割安に

その理由は、息子さんが運転するB車にお父さんが持っていた20等級が引き継ぎされて割安になり、お父さんが運転するA車は20等級から6等級(新規)まで下がってしまいますが、お父さんの年齢条件を高く設定できるためです。
ただし、この方法を行うためには、等級の引き継ぎ先が「同居の親族」である必要があります。また、あくまでも車両入替ができるのは、新しく取得した車である必要があります。そのため、すでに持っている車同士での車両入替はできません。

車を廃車にする場合

次に、2台(または複数台)ある車のうち1台を廃車にする場合を考えてみましょう。
この場合も車の買い替え時と同様に車両入替ができます。
もし、廃車にする車の等級が残す車の等級より高いなら、廃車にする車の自動車保険を廃車にする車から残す車に車両入替することで、保険料を安くすることができるかもしれません。

もともと家にある車同士ならNG

なお、自賠責保険も車両入替はできますが、乗用車から軽自動車への入れ替えはできないなどの制限があります。ただし、車両入替は車が増えたときか、車が減ったときにしか行うことはできませんので、ご注意ください。

まとめ

  1. 車を買い替えるときにポイントは、車が納車されるより前に車両入替の手続きを行い、保険料の差額を清算することです。
  2. 車を個人間で取引した場合は、車を受け取った時点で、車検証の名義が自動車保険の契約者になっている必要があります。
  3. 同居の家族が新車を購入する場合、車両入替と等級継承を活用すれば、合計の保険料を安く抑えられるかもしれません。

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