1入院の考え方とは何でしょうか? 限度日数のカウント方法について解説します。

「1入院(いちにゅういん)」とは、厳密には「1回の入院」という意味ではありません。正しくは、「一定期間内の同じ病気での入院」という意味になります。通常、「給付金の限度日数は、1入院あたり○○日まで」のように、保険金や給付金の支払いに、日数制限をかけるために使用されます。
また、約款(保険の契約書)には、多くの場合、次のように記載があります。
「同じ病気や関連する病気で入退院を繰り返した場合、退院から180日以内の入院は『1入院』とみなす」
このように退院後の一定期間(通常180日間)を1入院のカウント対象としているため、日常生活で起こるケガや病気での入院を想定した保険では比較的短期、重病や特定疾病による入院を想定した保険では長期の1入院限度日数を設定することが一般的です。
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商品によっては、保険金や給付金が支払われない免責期間が設定されている場合があります。例えば、「免責日数が4日間」と設定されていると、5日以上継続して入院しないと入院給付金は支払われません。また、「5日以上の継続入院で1日目から支給」と設定されていれば、5日間入院すれば1日目から5日分の入院給付金が受け取れます。この他にも、免責日数を設けず、日帰り入院も保障するというタイプの医療保険もありますが、その分、保険料が高くなる場合があります。
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