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健康寿命と平均寿命の違いってなに?

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健康寿命と平均寿命の違いってなに?

近年、健康寿命という言葉を耳にすることが増えてきていますが、平均寿命となにが違うのでしょうか? 健康寿命と平均寿命の違いについて詳しく解説します。

2019年10月24日掲載

このページの要点をまとめると・・・
健康寿命とは、健康でいる期間のこと
平均寿命と健康寿命の差は、不健康な期間といえ、平均で9〜12年となっている
不健康な期間には生命保険と貯蓄で備える

以下、記事の詳細

健康寿命とは

まず平均寿命について確認しておきましょう。平均寿命とは、0歳のときに何歳まで生きられるかを統計的に予測した「平均余命」のことです。
日本は世界トップレベルの長寿国であり、厚生労働省「平成30年簡易生命表の概況」によると、平均寿命は男性81.25年女性87.32年となっています。前年より男性は0.16年、女性は0.05年延びて過去最長を更新しています。また、特定の年齢まで生存する確率も年々上がっており、男性が90歳まで生存する確率は4人に1人(26.5%)、女性は2人に1人(50.5%)となっています。

生命表上の特定年齢まで生存する者の割合の年次推移

  男性 女性
65歳
まで
75歳
まで
90歳
まで
95歳
まで
65歳
まで
75歳
まで
90歳
まで
95歳
まで
2000年 84.7% 66.7% 17.3% 5.7% 92.6% 83.7% 38.8% 17.7%
2010年 87.0% 72.2% 21.5% 7.3% 93.6% 86.5% 46.2% 22.8%
2018年 89.5% 75.6% 26.5% 9.6% 94.5% 88.1% 50.5% 26.0%
  • 注)2015年以前は完全生命表による
  • 出典:厚生労働省「平成 30 年簡易生命表の概況」

この年齢まで生存する確率を示しています

そして、健康寿命とは「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」とされており、簡単に言えば健康でいられる期間ということです。日本は平均寿命だけでなく健康寿命でも世界トップクラスで、2013年(平成25年)時点では、男性71.19年女性74.21年となっています。

健康寿命と平均寿命の違い

平均寿命と健康寿命が同じということは通常なく、平均寿命のほうが長くなっています。健康寿命は健康な期間であることから、平均寿命と健康寿命の差は不健康な期間といえるので、この期間は当然短ければ短いほどよく、いかに短くするかは国の大きな課題の1つでもあります。

厚生労働白書から2001年から2013年までの健康寿命と平均寿命の推移をグラフにしてみました。

平均寿命と健康寿命の推移
  • 出典:厚生労働省「平成28年版厚生労働白書」

2013年(平成25年)時点で、男性は平均寿命80.21年に対し健康寿命は71.19年、女性は平均寿命86.61年に対し健康寿命は74.21年になっています。平均寿命と健康寿命の差は男性が9.02年、女性が12.40年で、女性のほうが3年ほど長くなっています。

平均寿命と健康寿命の差がどのように変化しているのか確認してみると、2001年時点では男性が8.67年、女性が12.28年なので、12年経った2013年のほうが男性で0.35年、女性で0.12年長くなっています。ただ、2010年時点では男性が9.13年、女性が12.68年なので、3年前に比べたら少し短くなっています。

各都道府県の健康寿命

健康寿命は平均寿命と同様に地域によって異なるため、都道府県別の健康寿命で寿命が長い県と短い県を、男女それぞれ10県づつグラフにしてみました。

都道府県別健康寿命
  • 出典:厚生労働省「H27年度厚生科学審議会 第5回 健康日本21(第二次)推進専門委員会 会議資料」

健康寿命が最も長い県は山梨県で、男性は72.52年、女性は75.78年となっており、共に全国平均より1.5年程度長くなっています。
理由は明確になっていませんが、山梨県としては要因として、@がん検診や特定健康診査の受診率が高く、県民の健康意識の高まりA60歳以上の有業割合が全国2位と高く、元気に働き続けている高齢者が多いなどと想定しています(山梨県HPより)。
健康寿命が長い県では、ほかに静岡県・福井県・宮崎県・三重県が男女ともに上位に入っています。健康寿命が短いほうでは、徳島県・京都府・大阪府・兵庫県・香川県が男女ともに入っています。

将来(老後)のリスクに備えるには

健康寿命と平均寿命の差の期間に対してどう備えるか?

誰でも人生最後の直前まで健康でいられるのが理想ですが、不健康な期間(健康寿命と平均寿命の差)が平均で9〜12年あることから、この期間を問題なく過ごすために、事前に何らかの対策を講じておくことがのぞましいです。

経済的な備えをしておくなら、不健康になる理由の多くは病気やケガですので、貯蓄や生命保険で備えるのが適しています。

・保険で備える
病気やケガをしたときに経済的な心配をしなくて済むようにするには、医療保険などが考えられます。また介護が必要になったときの心配に備えるなら、介護保険などが考えられます。いずれの場合も健康寿命を超えての備えなので、保険期間はできる限り終身にしておくのが無難です。

・将来に向けて貯蓄
保険に頼ることなくコツコツと貯蓄をして備える方法もあります。貯蓄(現金)はあらゆる分野へ対応できるので備え方としては最適ですが、小さな備えで大きな保障を確保できる保険とは違い、貯蓄額と備えの大きさは同じなので、長期間かけて計画的に貯蓄をしていく必要があります。

健康寿命をのばす行動を継続すると、保険料が安くなる健康増進型保険

健康増進活動をしていると保険料が安くなっていく商品がある

上記のように貯蓄や保険で経済的な備えることも大事ですが、そもそも健康であり続けるほうが最善なわけで、昨今は健康増進をサポートする動きが増えています。たとえば生命保険商品のなかには、良い健康状態を続けていけば保険料が安くなる商品も登場しています。
・健康増進型保険
将来の病気やケガに備える保険で、健康寿命を延ばすための行動(適度な運動など)を習慣づけておくと、加入時より保険料が安くなる保険もあります。つまり、健康であり続けることで保険料を節約できる効果が期待できます。

良い健康状態を続けると、加入したときより保険料が安くなる商品も発売されています

健康増進型の商品は増加傾向

長寿化への備えとして健康で長生きすることの社会的重要性は今後も増していくと考えられます。保険会社から新たな健康増進型商品が登場するだけでなく、ほかの分野でも健康であることで優遇されることが増えてくるのではないでしょうか。

まとめ

多くの人にとって長生きできることは嬉しいはずです。しかしそれには2つの前提条件があり、「健康であること」そして「経済的自由がある(生活費が確保できている)こと」です。逆に言えば、大病を患わっていて経済的に困窮しているような状態であれば長生きしても嬉しくないはずです。楽しい人生にするためにも、寿命と健康寿命が同じになることを目指して健康維持の努力をしつつ、必要な経済的備えは確実にしておきましょう。

執筆者プロフィール
松浦 建二(まつうら けんじ)

松浦 建二(まつうら けんじ)

CFP(R)/1級ファイナンシャル・プランニング技能士/青山学院大学非常勤講師

当記事で提供する情報はあくまでも個人による一般的な意見です。当情報の利用およびその情報に基づく判断は読者の皆様の責任によって行ってください。個別の商品・サービスの詳細はそれぞれの規約・約款等をご確認ください。

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