火災保険は建物の構造によって、保険料が変わります。
まず建物の構造級別を確認しなければいけません。

この記事の監修者

ファイナンシャル・プランナー、株式会社プラチナ・コンシェルジュ所属、CFP®資格
中山 弘恵
国内損害保険会社での代理店支援業務、都市銀行での資産運用アドバイス・住宅ローン審査業務を経て独立。1人でも多くの人が心豊かで幸せな人生を送れるサポート役として、講演活動、執筆業務、個別相談を通して、生活に欠かせないお金についての正しい情報と知識を発信している。
国内損害保険会社での代理店支援業務、都市銀行での資産運用アドバイス・住宅ローン審査業務を経て独立。1人でも多くの人が心豊かで幸せな人生を送れるサポート役として、講演活動、執筆業務、個別相談を通して、生活に欠かせないお金についての正しい情報と知識を発信している。
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持ち家の火災保険は、建物の柱が何でできているかで保険料が変わってきます。
なぜなら、建物の主要構造部が木材なのか、鉄筋コンクリートなのか、鉄骨なのかで、火災や災害時の損害に差が生じるからです。
以下のとおり、住宅物件(専用住宅)の場合、M構造[マンション構造]、T構造[耐火構造]、H構造[非耐火構造]があります。
一般物件(店舗併用住宅)の場合、1〜3級があります。
| 物件種別 | 構造級別 | 建物の種類(材質) | 保険料 |
|---|---|---|---|
| 住宅物件 (専用住宅) |
M構造 | コンクリート造建物、コンクリートブロック造建物、れんが造建物、石造建物、耐火建築物の共同住宅建物 | |
| T構造 | コンクリート造建物、コンクリートブロック造建物、れんが造建物、石造建物、鉄骨造建物、耐火建築物(共同住宅建物以外)、準耐火建築物、省令準耐火建物 | ||
| H構造 | M構造、T構造に該当しない建物 | ||
| 一般物件 (店舗併用住宅) |
1級 | コンクリート造建物、コンクリートブロック造建物、れんが造建物、石造建物、耐火被覆鉄骨造、耐火建築物 | |
| 2級 | 鉄骨造建物、準耐火建築物、省令準耐火建物 | ||
| 3級 | 1級、2級に該当しない建物 |
建物の構造級別の判定のポイントは、以下となります。
実際にどのような流れで、構造級別を判定すればいいか確認してみましょう。
構造級別によって保険料が変わってくるので、住んでいる建物がどの構造級別にあたるのか確認しましょう。
構造級別がご自身で判定できない場合は、カカクコム・インシュアランス相談窓口にご連絡ください。
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