更新日:2026年9月7日
火災保険では、建物の構造(構造級別)によって保険料が異なります。
この記事では、建物の構造級別におけるM構造、T構造、H構造の区分の違いや、自宅の構造級別を確認するポイントを解説します。
この記事の監修者

株式会社カカクコム・インシュアランス
CFP®資格、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、社会保険労務士
森谷 智彦
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火災保険の保険料は、建物の構造級別によって大きく異なります。
構造級別とは、建物の耐火性能などに応じて建物を分ける区分のことをいい、表1のように住宅物件(専用住宅)ではM構造、T構造、H構造の3つに分けられます。
店舗と住宅を併用している一般物件では、1級、2級、3級に分類されます。
表1 構造級別の特徴と保険料の違い
表1にあるように、住宅物件では、耐火性能が高いM構造のほうが、T構造やH構造に比べて保険料が割安になります。
同様に、一般物件では1級が2級、3級よりも保険料が抑えられます。
住宅物件の構造級別はM構造、T構造、H構造の3種類で、柱の造りや耐火性能(燃え広がりを抑える性能)などを基に、分類されます。
ここからは、3種類の構造の違いを具体的に見ていきましょう。
M構造はマンション構造とも呼ばれ、以下のような耐火性能のある共同住宅が該当します。
耐火性があるため、T構造やH構造よりも保険料が割安に設定されています。
T構造とは、M構造以外で耐火・準耐火性能を有する建物を指します。M構造との違いは「共同住宅」か「戸建住宅」かという点で、主に一軒家などの独立した住宅がT構造に該当します。
なお、省令準耐火建物とは、住宅金融支援機構が定める耐火性能の基準を満たした住宅を指します。T構造も耐火性があるため、H構造より保険料が割安です。
H構造は、M構造やT構造に該当しない建物のことを指します。ほかの構造に比べて耐火性能が低いため、保険料が割高に設定されています。
M構造、T構造、H構造の違いを知ったところで、自宅の構造級別がいずれに該当するかを確認しましょう。判定のポイントは主に以下の3点です。
これらのポイントを踏まえ、建築確認申請書や設計仕様書、施工者の証明書などの書類や図面を用いて、構造級別を見てみてください。
図2 構造級別を確認する目安
図2で確認できた構造級別は目安のため、加入の際は建築確認申請書などの書類で必ず確認してください。構造級別がわからない場合は施工業者や販売会社、またはカカクコム・インシュアランスへお問い合わせください。
\カカクコム・インシュアランス相談窓口/
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